■ダノンデサイルが皐月賞競走除外の無念晴らすV! 横山典弘騎手は56歳でのダービー最年長制覇!
6番コスモキュランダが出遅れ。11番シュガークン、5番ダノンデサイル、18番エコロヴァルツらが前に出て、15番ジャスティンミラノも好位につけて最初のコーナーへ。ハナに立ったのはエコロヴァルツで、1コーナーを回ってリードは1馬身。2番手にシュガークン、1馬身差の内にダノンデサイル、外にジャスティンミラノがいる。直後に12番シックスペンス、1馬身差で3番ジューンテイクと14番ゴンバデカーブース。直後に13番シンエンペラー、1馬身差で9番ダノンエアズロック、1馬身差で10番サンライズジパング、その内に2番レガレイラが続く。
1馬身差で17番ショウナンラプンタ、その外をコスモキュランダが上がっていく。ショウナンラプンタから1馬身半差で4番ビザンチンドリームと8番アーバンシック。アーバンシックの外を1番サンライズアースが上がっていき、ビザンチンドリームから1馬身半後ろの最後方が7番ミスタージーティーとなった。
1000mの通過タイムは62秒2。3コーナーでコスモキュランダとサンライズアースがジャスティンミラノの外まで上がってきた。サンライズアースはさらにポジションを上げ、エコロヴァルツとシュガークンの外へ。ダノンデサイルは内をピッタリと回って最後の直線を迎える。
直線に入り、ダノンデサイルが最内を突いてエコロヴァルツを交わしにかかる。ジャスティンミラノも追い出して前に並んでいく。早め進出のサンライズアースも懸命に食い下がり、中団馬群の中からはシンエンペラー、馬場の外からはレガレイラが脚を伸ばしてきた。
残り200mを切ってダノンデサイルが完全に抜け出す形となり、ジャスティンミラノも2番手に上がって懸命に追うものの差は詰まらない。最後はダノンデサイルがジャスティンミラノに2馬身差をつけてゴール。皐月賞競走除外の無念を晴らし、2021年生まれのサラブレッド7906頭の頂点に立った。
ジャスティンミラノは2着で二冠ならず。さらに1.1/4馬身差の3着にはシンエンペラーが入った。4着はサンライズアース、5着はレガレイラ。勝ちタイムは2分24秒3(良)。