■レガレイラが叩き合いを制しGI・2勝目! 3歳牝馬の勝利は64年ぶり
3番アーバンシック、10番プログノーシスが出遅れ。1番ダノンデサイルがダッシュ良くハナを切り、直後に5番ベラジオオペラ、2馬身差で7番スターズオンアース、1馬身差で9番ディープボンドが続く。ディープボンドの直後に8番レガレイラと13番スタニングローズ、この2頭の内にアーバンシックが上がってきた。
1馬身差で11番ジャスティンパレス、半馬身差の内に4番ブローザホーン、外に16番シャフリヤール。1馬身差で6番ローシャムパーク、1馬身差で12番シュトルーヴェと15番ハヤヤッコ、直後にプログノーシスが続いて、さらに1馬身後ろの最後方が14番ダノンベルーガとなった。
ダノンデサイルを先頭に各馬一団となって1周目のスタンド前へ。やや掛かり気味のハヤヤッコが上がっていった他は大きくポジションは変わらず2周目に入る。1000mの通過タイムは62秒9。スローペースに持ち込んだダノンデサイルの半馬身外にベラジオオペラ、さらに半馬身外にディープボンド。ハヤヤッコは4番手スターズオンアースの位置まで上がってきた。その後ろにレガレイラ、直後にアーバンシックが続く。
そのまま一団となったまま3コーナーへ。ここでディープボンドとハヤヤッコの脚が鈍り、スターズオンアースはズルズルと最後方まで後退。かわってレガレイラとシャフリヤールが上がってきた。アーバンシックはインをぴったりと回って最後の直線を迎える。
直線に入り、逃げるダノンデサイルをベラジオオペラが追うもなかなか差は縮まらない。その外からレガレイラとシャフリヤールが並んで脚を伸ばしてきた。アーバンシックは伸びあぐねており、内からジャスティンパレスが並んできた。
最後はレガレイラとシャフリヤールが並んだままゴール。写真判定の結果レガレイラに軍配が上がり、64年ぶりの3歳牝馬Vとなった。シャフリヤールはハナ差の2着。さらに1.1/2馬身差の3着にはダノンデサイルが残った。以下4着ベラジオオペラ、5着ジャスティンパレス、アーバンシックは6着という結果となった。勝ちタイムは2分31秒8(良)。