■アスコリピチェーノがゴール前の大接戦を制しGI・2勝目!
18番アリスヴェリテがハナに立ち、1馬身半差で9番アドマイヤマツリ、半馬身差の外に13番ビヨンドザヴァレー、直後に15番ソーダズリングが続く。1馬身差で4番サフィラと8番シンリョクカ、その外に14番マサノカナリア。1馬身差で2番ステレンボッシュ、3番アルジーヌ、11番シングザットソングが続く。
その後ろは1番クリスマスパレード、5番ラヴェル、7番ワイドラトゥール、16番クイーンズウォークらが一団。ワイドラトゥールの後ろに12番シランケド、1馬身差で17番アスコリピチェーノが続き、さらに1馬身後ろの最後方が10番ボンドガールとなった。600mの通過タイムは33秒9。アリスヴェリテは後続を5馬身ほど引き離して3コーナーへ。アスコリピチェーノとボンドガールは後方に構えたまま最後の直線を迎える。
直線に入り、アリスヴェリテはまだ3馬身以上のリードを保つ。後続各馬は横に大きく広がり、アスコリピチェーノは大外へ持ち出す。ボンドガールは最内に入るが、追って伸びない。残り200mを切っても粘りに粘るアリスヴェリテに、シンリョクカとアルジーヌが迫る。さらに馬群の中を割ってきたシランケド、外のクイーンズウォークが脚を伸ばしてきて、アスコリピチェーノも大外から襲いかかる。
大激戦のゴール前となったが、最後はアスコリピチェーノがわずかに差し切って優勝。23年阪神JFに続くGI・2勝目を果たした。2着はクビ差でクイーンズウォーク、3着はさらにハナ差でシランケド。以下4着アルジーヌ、5着アリスヴェリテ、ボンドガールは16着という結果となった。勝ちタイムは1分32秒1(良)。
