【並ではない】
ファンディーナは、相当懐が深い。新馬戦は、11秒9-11秒0-11秒4を馬なりで大楽勝。
つばき賞は、折り合いを教えるべくポジションは好位。ただ、1000m通過は64秒1という超スロー。ハナを切った逃げ馬に絶好の展開となり、実際レースの上がり2Fは10秒7-11秒0(3Fは33秒9)。この超Sラップを33秒0で差し切り勝ちは、どう見ても並みの牝馬ではない。年明けデビュー馬だけに、パドックでも幼さ丸出し。今回は輸送も課題となるが、510キロの女丈夫。摩耗云々より、さらなる
スケールアップのほうを期待したい。
次位は
ディーパワンサ。近年屈指の3歳牝馬世代の中で、阪神JF4着は胸を張っていい。
デアレガーロは、時計更新や馬体の造り等、短期間で一気に
トップレベルに追いつこうとしている。
ハナレイムーンは、いずれは重賞を望める切れ者マイラーだが、馬体と相談しながらの春。コーナー4つの右回りは初めてだけに、直線勝負に徹しての金星狙いか。
トーホウアイレスは、
サフラン賞時の468キロが理想。
サンティールは
京成杯が0秒4差。今度は牝馬同士、相手がグンと楽になった。