※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
かつては
シーザリオや
キストゥヘヴンがここを
ステップに
桜花賞で連対したように、
桜花賞の最終便という役割がありましたが、最近ではむしろ
オークスに目標を切り替えた馬たちの登竜門という位置づけに変わりつつあります。
一昨年は短距離から距離延長で臨んだ
アルビアーノが快勝しましたが、あれはどちらかと言うと例外的なケース。2014年の
バウンスシャッセのように、牝馬ながら「マイルでは短い」という中距離馬を発掘するのがフラワーCの正しい狙い方と言えます。
1.新興勢力に要注目
一昨年の勝ち馬
アルビアーノは年明けデビューでしたし、2着の
アースライズも前走で未勝利を勝ったばかり。昨年も前走で未勝利を卒業したばかりだった
エンジェルフェイスが勝利しました。重賞実績馬よりもフレッシュな上がり馬に注目。
2.中山では大型馬が有利
昨年の勝ち馬
エンジェルフェイスは496kg。一昨年の
アルビアーノは506kgで、2014年の
バウンスシャッセは516kg、その前年の
サクラプレジールも474kgと牝馬にしては大型で、メンバー中第2位の馬体重でした。
3.極端には荒れない
過去10年で1番人気が7連対。牝馬の中距離戦は体力勝負になることが多いため、大混戦のように見えても、意外と順当に収まる傾向があります。過去10年間で馬連万馬券になったのは一昨年だけ。その一昨年も1・3着馬は1番人気と2番人気でした。
ここは遅れてきた大物
ファンディーナに注目。年明けデビューから余裕たっぷりの内容で2連勝。前走でマークした上がり3F33.0秒は、最終週の荒れた馬場では破格と言える数字です。510kgを超える恵まれた馬格の持ち主で、坂の中山も歓迎。初の輸送など不安もありますが、それを補って余りある素質を秘めています。
コーラルプリンセスの
フェアリーS8着は内枠から終始窮屈な競馬を強いられてのもの。あれが実力ではありません。ゆったり流れる距離に替わって巻き返しに期待。
ディーパワンサは阪神JFの4着馬。器用さがあるので小回り1800mは向いている可能性が低くありません。
ハナレイムーンは強敵相手のクイーンC5着が好内容。今回は小回りへの対応がカギになります。以下、中山で2戦2勝の
デアレガーロ、決め手秘める
トーホウアイレス、中山の2戦が好内容の
モリトシラユリ。