春開催、1600万下の中山ダート1800mが少頭数で行われたケースは少ないのですが、直近では2015年下総Sが13頭立てでした。1着2着は2コーナーを回ったところで後方に位置していた馬ナリ平均トラック。頭数が少ないので、後方から一気に脚を使って捲ることができる脚のあるトラック調教馬がベスト。つまりトラックのダブル最速該当馬です。

　少頭数が大歓迎になりそうな◎アサクサスターズ。3走前1着の後は8着、6着ですが常に後方からしっかり脚を使っています。今回も前走と同じくトラックのダブル最速に該当。1600万下でも通用する末脚であることは間違いないだけに、捌きやすいここは最高の狙いどころ。

1.ルファルシオン
今回：標準多め併用
前回：標準坂路主体

2.メリーウィドウ
今回：一杯平均坂路
前回：急仕上げ坂路

3.コアレスキング
今回：馬ナリ平均坂路
前回：馬ナリ平均併用

4.アサクサスターズ
今回：一杯平均トラック
前回：標準トラック

5.クラシックメタル
今回：標準少めトラック主体
前回：乗込トラック

6.シャドウチェイサー
今回：標準併用
前回：馬ナリ平均トラック

7.カフェリュウジン
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

8.スノーモンキー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

9.マイネルバサラ
今回：軽目トラック
前回：軽目トラック

10.スウィフトレイド
今回：標準併用
前回：標準併用

【伏兵注意】シャドウチェイサーは前走3着と好走。引き続き状態良好でスムーズに先手なら押し切れる。スウィフトレイドはしっかり巻き返し前走勝利。中山ダ1800mは3戦全勝で気配も良く昇級でも。マイネルバサラはレースぶり前進中で動きも素軽く争覇圏。コアレスキングは安定感あり動きは前走以上。ルファルシオンも叩かれた効果が見込め、アサクサスターズやクラシックメタルにも注意したい。

【1分52秒4】スウィフトレイドの連勝十分。年明けの乾燥ダートゆえ、前回時計はクラス単位を0秒5程度上回るくらいで割と平凡。ただ、三走前の1分52秒4は、同日の準OP・内房Sと0秒6差。1000万レベルはすでに突破している。

　当面の目標はシャドウチェイサー。中山1800ダートに良績はないが、強力な同型が揃っていたケースが多く、巡り合わせも多分にあったか。スンナリ先手ならフォームも伸び伸び、しかも今回は単騎逃げが濃厚だ。一角崩しはマイネルバサラ。パサパサのダートで、前走一気に時計を1分53秒5まで詰めてきた。大きな上積みはないが、コアレスキング、スノーモンキー、アサクサスターズは、現級で常に掲示板級。

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【伏兵注意】やや低調な顔ぶれなら、4アサクサスターズの決め手が発揮できるとみて中心に指名。9マイネルバサラは昇級戦だが今回も先手主張からの粘り込みが狙えるとみて対抗に据える。3コアレスキングはひと押しに欠けるが好位付けからの流れ込みに要警戒。10スウィフトレイドは相手なりに走れそうなタイプで中山コースとの好相性も強みになる。2メリーウィドウは再度のまくり脚が発揮できれば一発も。6シャドウチェイサーは単騎逃げが叶えば残り目も。

【小波乱】クラシックメタルは良化一途。コースが合うスウィフトレイド。レース巧者のルファルシオンが続く。

前走同距離コースで最高値107☆アサクサスターズは一見良い。着順は悪かったがここでは最高値。だが斤量3キロ増しが痛い。ならば前走同距離コース106で勝ちきっている◎マイネルバサラ。続いて○スウィフトレイド。▲シャドウチェイサーと△ルファルシオンなど。△までまったく気は抜けない。

格上げ初戦になるが能力は上位の10スウィフトレイドが有力。自在な脚がありうまく仕掛ければ抜け出せる。対抗は近走中山で善戦を続けている3コアレスキング。