【
ピークは続く】
ハイランドピークは戦績通り粘り強くなった。
マーチSで一度9着(出遅れ)と、オープンの壁にハネ返されたが、灘Sですぐに反撃。一本調子のスピードと思われた馬が、一転の追い込み策で勝ち星を積み上げた。続く
マリーンSも1000m通過・58秒8というキツい流れを、雁行状態の内で2着に踏ん張った。
ほんの1秒遅いペースでレースが流れれば、今度は首位有望。強敵は
ミツバ。近走主に長丁場の交流重賞路線を歩んでいるが、出世の起点は札幌だった。当該1700ダートは、良質な時計も含め[1110]という良績を残している。深いブリンカーを装着しているが、今は鞍上の指示に素直に動く。
割って入れば
アンジュデジール。右回り、中央のオープン相手ではポジションが見え辛い。しかし、
マリーンSで下した相手は、現ダート牝馬シーンのNo.1の強豪。牡馬相手でも馬体や位負けはない。
リッカルドは二年前の
エルムSの勝者。南関東に転厩したが、当時とほぼ同じくらい、今身体が張っている。腰が安定した
リーゼントロックは、今は逃げ差し自在で堅実。
ドリームキラリも平均ペース以下なら前残り十分。