心配された週末の雨も馬場に影響を与えるほどではなく、おそらく高速決着となるだろう。ただ、高速決着=
ハイラップ、というわけではなく、2分22秒台の決着となった先週の緑風Sにしても前半1000mは61秒6というゆったりした流れだった。
まして、距離未経験の馬がほとんどという一戦なら、なおさら型破りの
ハイラップとはならないだろう。後半勝負、それも上がり3ハロンではなく、5ハロンでどれだけ脚を使えるかが勝負の分かれ目と見た。
◎は
サトノワルキューレとした。とにかく圧巻の内容だった
フローラSは、ラスト5ハロンのレースラップが58秒4で、離れた最後方にいたこの馬は推定で56秒台の計算。短距離ならいざ知らず、中距離でこれだけの脚を使う3歳牝馬はちょっと記憶にない。上がり3ハロンの瞬発力勝負では
アーモンドアイに一日の長があっても、5ハロンならこちらが上と見た。
相手は、
アーモンドアイ、
ラッキーライラック、
マウレアへが本線で、以下は、
ロサグラウカ、
ランドネ、
カンタービレまで押さえる。