【条件ベスト】パールS・1分45秒0の2着で、中距離ベースを使われてきたベストクルーズだが、ファンタジーS・2着はもちろん。当該1500mを昨年1分28秒9の好タイムで快勝したマイラー。条件ベスト、1000万ならアッサリまで。相手探しは、やや難解。カトルズリップスの先行力、ウインバンディエラの一瞬の脚。ラベンダーカラーの勢いを順に置いたが、連下は手広く丁寧に。

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【順当】ベストクルーズはこのメンバーなら実力上位で中心視。ウインバンディエラは距離延長も実力上位で好勝負ができる。ラベンダーカラーは芝替わりだが能力的に首位争いが考えられる。あとは連下の押さえまで。シングンレジェンドの流れ込み、スピード秘めるカトルズリップスがその候補だ。

◎ベストクルーズは「クロフネ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。名牝チヨダマサコのファミリーに属し、ブルームーン＝ブルーグロット５×５という鮮やかな全きょうだいクロスを持つ。これらの配合構成は今春の牝馬クラシック戦線を賑わしたホエールキャプチャとまったく同じ。配合水準はきわめて高い。前走は前崩れの展開で３番手を追走したことが敗因なので、７着といっても評価を落とす必要はない。このメンバーに入れば明らかに能力は上。