3歳時のラジオNIKKEI賞・4着(7番人気)以降は低迷が続いている感のナイスミーチュー。今回の新潟は自身2度目になるが、前回の新潟戦(2000m)は8番人気6着も、勝ったのが現在6連勝中のアドマイヤコスモスで、自身の指数は3着馬を上回っていた。

　初勝利がダート戦だったように、瞬間的にギアチェンジできるタイプではなく、速いラップが3?4F続く持久力戦が本馬のテリトリーだろう。新潟外回りは上がりだけの勝負になりやすいのは確かだが、他場と違うのは、直線の長さからラップが速くなる箇所が速いこと。距離短縮で極端に置かれなければ、この条件替わりで一発ある。

【万事メデタシ】最終は川須でメデタシ。
都井岬、ローズSと、1800mを使ってきたが、桜花賞4着が示す通り、ベストはマイル。
もちろん、フラットコースの新潟なら、切れも強調される。
まずは、当該マイル〔1201〕の、ヤマカツハクリュウとの叩き合い。
ヤマカツがもし、あの夏の銀箔の輝きを失っているようなら、ハギノトラスト、ジャポニズム、ナイスミーチュー以下の流れ込みを一考。

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【軸不動】ヤマカツハクリュウは末脚鋭く、相手関係からも差し切りが濃厚。
ナイスミーチューも差せるタイプで好勝負が期待できる。
メデタシも自己条件なら上位争いが十分可能。
ショウナンアルディはしぶとさがいきれば流れ込みがありそうだ。
バトルシュリイマンは単騎で行ければ残り目も。
休み明け再ブリンカーのジャポニズムが惑星的存在だ。