開幕週から指摘しているように、今開催の外回りコースはスタミナ指向のタイプを絶好の狙い目。最終週も同じスタンスで挑みたい。

　本命はエバーグリーン。現時点の最高指数が｢91｣で、これを額面通りに受けると評価できないのだが、ポイントはこの指数をデビュー戦でマークしていること。デビュー戦は時計が掛かる馬場の前傾ラップで、初勝利の3走前はレースの上がり3Fが36.0秒という消耗戦で、デビュー戦と同じ｢91｣をマークしている。

　近2走は1番人気を裏切っているが、2走前は1角の通過順で決着した前残りレースで、前走はレースの上がり3Fが33.8秒というスローの上がり勝負。この2走でキッチリ指数を下げての新潟替わりだけに、一気に指数を跳ね上げても驚かない。

【テッポウこそ】シャンギロンゴは、東京2000mで堂々の新馬勝ち。1年以上の長期休養、当該2000mでテッポウ勝ちのある素質馬。脚元の不安が常につきまとう馬だけに、使える時が勝負。本数こそ少ないが、2週連続してWで終えた。サトノユリアも、デビュー二戦、2・1着という血統馬。差し比べでラブフール。連れてナンデヤネン、エバーグリーン以下がゴール前浮上。

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【中波乱】エバーグリーンは立て直して仕上がり良好。新潟コースも合いそうで本命に抜擢する。連続2着のナンデヤネンが強敵。ワイズミューラーはひと押しに欠けるが、上位争いなら十分可能だ。差せるラブフールにも要注意。シャンギロンゴは長休明けでも一発に警戒したい。叩き3走目のスイートテンが押さえ。