ラフアウェイを本命に推す。1番人気に推された前走は流れ込む形で5着となってしまったが、レース振りは悪くなく、中間の動きが素軽く、距離短縮がプラスに働きそうな今回は、見直す手。
　
　対抗にはスマートオーシャン。使われつつ力をつけており、前2走も上位で踏ん張っている。スムーズに運びやすい東京コースに替わるのもよく、逆転候補。
　
　サクラゴスペルは新馬戦のレース振りが上々で、能力はこのクラスでも十分に通用する。ひと叩きの効果で状態も上向いている。
　
　以下、レッドストラーダ、ラバーフロー、ケンエンブレム、コスモヴェントにも注意が必要。

　ラフアウェイは、二走前の阪神1400mを1分21秒3で2着に好走。マイルは1F長いのか。前走は折り合いを欠いて5着に敗れたものの、1分33秒7で走り切り、レースの質そのものは高かった。
　
　前走、同レースで本命馬に0秒4差のスマートオーシャンを二の筆頭に置いたが、この着差に割りこんでくればサクラゴスベルの破壊力。
　
　ただ、まだサクラは馬が若い。メロークーミスの逃げ残り、ラバーフローも、このメンバーなら時計的に勝負になる。

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　◎ラフアウェイは「タイキシャトル×キングオブキングズ」という組み合わせ。母シェリーズスマイルの半姉に短距離重賞を2勝したサーガノヴェルがいるように、このファミリーは質の高いスピードを伝えている。サッチ＝スペシャル4×5という全きょうだいクロスは、タイキシャトルの代表産駒の1頭ディープサマー(クリスタルC、船橋記念、アフター5スター賞)と同じパターン。前走は距離が長く体も太かった。2走前に好走した1400mに戻れば違った結果が出るはず。