【上位拮抗】セントライト記念6着のラヴェルソナタだが直線は追いにくそうな場面も。素質上位で広い東京で本領発揮。対抗には前走◎に先着のトウシンイーグル。距離延長も歓迎。ショウナンバーズの前走は逃げ馬を捕まえに行くのが早すぎただけ。力有り改めて。マイネルメダリストも上位争いが期待でき、ファストグロースも力をつけている。エーシンアルカウスとブレーブビスティーも注意が必要。

【上位拮抗】トウシンイーグルは、マイルで新馬勝ち(上がりはなんと33秒6)。ただ、折り合い難を、どう矯正するか。難しい局面にも遭遇したが、ならば、腹をくくって長距離路線。道中、死んだフリの、直線勝負型へと活路を見出した。レースの大勢が決着したあととはいえ、セントライト記念は2分11秒2の5着。よく頑張った。確かに開幕週の東京というのはやっかいだろうが、自己条件の1000万なら、自分のリズムで走っても十分間に合う。連れてブレーブビスティー。割って入れば、ショウナンバーズ。前回が少し負けすぎだが、直前はWで6F・83秒2を追えた。逃げ切りの単も。好位で立ち回れる、マイネルメダリストの流れ込み、ラヴェルソナタも一瞬の切れなら互角。

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　◎トウシンイーグルは「ハーツクライ×シアトルスルー」という組み合わせで、エリモマキシム(新潟大賞典-4着、新潟記念-5着)の半弟にあたる。ハーツクライ産駒は距離が延びて優秀な成績を残しており、芝2400mでは連対率35.7％、東京コースに限ればなんと55.6％(！)。ウインバリアシオンが青葉賞(G2)を勝ち、日本ダービー(G1)でも2着と健闘している。本馬もこのコースにフィットするはず。