◎は中山マイルでアネモネS勝ちがあり、ノーザンテーストの伸びのない体型を受け継いで小回りはきく。この内枠を活かせる立ち回りができる馬だから、二階級降級の力を信用。

　母はトニービン×ノーザンテーストとハイペリオン豊富で、まだ強くな余地も残した馬だと思う。

　○も能力はオープン級でネオユニ産駒だから東京よりは中山向きだろう。

【軸不動】OPから降級のギンザボナンザの力が抜けている。休み明けでも仕上がりは上々で勝ち負けは必至。対抗には3歳馬でまだ底を見せていない素質馬カグニザント。シャイニンアーサーは2走前にこのクラスに勝利の実績。レッドエレンシアも前走でしぶといレースを見せたように力をつけている。フェイマステイルは芝で再上昇中。タケショウオージも実績があり侮れない。ロイヤルクレストも勢いは十分。

【上位拮抗】ギンザボナンザは、アネモネSを勝ち、桜花賞路線に駒を進めたOP馬。二階級降級の1000万、地力の違いを示したい。中山は〔0002〕のぶん、対抗に止めたが、レッドエレンシアは、二走前の阪神1400mで1分21秒0。古馬相手に、一歩も引かない記録を残している。カグニザントは、エーデルワイス賞で前記レッドと僅差。ニーマルオトメは、12月の中山マイルで現級勝ち。同世代のギンザボナンザと比べると、少し力量は落ちるが、そこは先手の利。馬連・馬単は、上位4頭のボックスがいい。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

　◎レッドエレンシアは「ジャングルポケット×ブライアンズタイム」という組み合わせ。これだけを見ればズブいステイヤーといったところだが、2代母ワンダージュビリーがナスルーラを3本持つスピード配合なので、この影響から1400-1600mあたりのスピード競馬を得意としている。

　これまで中山コースでは2回走っていずれも馬券圏外となっているが、血統的にはむしろ急坂小回りの中山向き。昨年秋の芙蓉S(4着)は相手が強く(1着ホエールキャプチャ、2着オルフェーヴル)、今年2月の500万下(7着)は距離が長かった(1800m)。暖かくなってからグンと成長しており、1600mで52キロなら古馬相手に通用してもおかしくない。