2007年以降の
セプテンバーSを勝った馬の調教タイプを列記してみると、
2007年 標準多め坂路/1番人気
2008年 標準坂路/14番人気
2009年 標準トラック/1番人気
2010年 標準多め併用/7番人気
調教の強さが標準以上、そして本数も標準よりは多いタイプが勝っており、過去傾向からはス
プリント戦にしては運動量が重要なレースとも言えます。また人気薄の勝利は坂路もしくは併用。基本的には坂路調教馬に適性の高いコースが中山芝1200mですから、調教適性としては順当な結果でしょう。
この調教タイプにきっちり該当しているのが◎ファ
ルクス。中山芝1200mは3走前に6着していますが、当時のタイプは一杯平均坂路。今回は本数が強化されている分、適性はアップしています。
また強調したいのは3走前の
サンライズSはトラック調教馬が上位を独占したレースであったということ。
サンライズS
1着 馬ナリ平均トラック/2番人気
2着 一杯平均トラック/12番人気
3着 一杯平均トラック/4番人気
12番人気が2着に入っているように、とにかくトラック調教馬に適性の高いペースになってしまったのが
サンライズSです。
しかし今回の
セプテンバーSは過去傾向から坂路もしくは併用調教馬が上位独占する可能性が高いレースですから、ファ
ルクスはきっちり着順を上げてくると予想しています。
○
ボーダレスワールドは最終追い切りが美浦坂路の馬なり追いで
加藤征弘厩舎の鉄板調教に該当しており、中山芝1200mにも適した馬ナリ平均坂路。
2009年
セプテンバーSで5着した時は標準トラック主体と調教適性がなかったので、この馬も当時より着順を上げてくるでしょう。