【テイエムVsカシノ】テイエムハエンカゼは、九州産馬限定の新馬を快勝。混合戦の勝ち時計に比べると、1分10秒0は、確かに強調できる記録ではないが、前半3Fが34秒6―後半3Fは35秒4と、ラップも安定。この手のタイプは崩れがない。カシノエルフは、同新馬戦を2着。次走、1分9秒8まで時計を詰めてきたが、二度目というアドバンテージあり。ハエンカゼを上位に置くのがセオリーだろう。一角崩しはグランデセイフウ。モツれてテイエムセキトバ。連下はテイエム・カシノが入り乱れて小波乱。

　ある意味、施行条件もメンバー構成も安定しているひまわり賞。一歩一歩買える対象馬を詰めていこう。

　まず、フェニックス賞で掲示板に来たような馬がいれば鉄板なのだが、今年はフェニックス賞からの連闘組そのものが不在。

　ひまわり賞は1番人気が過去10年[9-1-0-0]と崩れていないが、特に前走新馬・未勝利を勝ってきた1番人気馬は6戦全勝。そして前走新馬・未勝利1着馬が[7-5-3-15]で、勝ち馬の残り3頭はフェニックス賞組。つまり、未勝利馬の1着はない。

　最近は新馬勝ち馬より2戦目の未勝利を勝ってきた馬のほうが人気になりさらに勝つというトレンドなので、◎はカシノエルフでいいだろう。問題はヒモ。

　○テイエムハエンカゼや▲グランデセイフウも無視はできないが、前走掲示板クラスならば2，3着の可能性はある。前走人気サイドだったカシノ2頭と前走内容まずまずのテイエムセキトバを△に加えて◎からの3連単。ガミりそうな組み合わせもあるが、その場合はハズレと同じ扱いにしていただければ。

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【波乱含み】テイエムハエンカゼが一歩リード。デビュー戦は好位抜け出しのセンスある勝ちっぷり。今回も九州産限定なら勝ち負けだ。同レースで2着のカシノエルフは、2戦目できっちりとVを決めた。時計も上々で隙あらば逆転も。グランデセイフウの前走はゲートで後手を踏んだが、末脚を伸ばして差し切り勝った。若さは残るが素質はヒケを取らない。ミスマルシゲも使いつつ上昇。カシノアポロン、カシノアラシ、キリシマキセキを押さえる。