【前途洋々】シゲルアセロラは、絵に描いたような、米国系の短距離ダート配合。血統に則し、新馬・二戦目とダート1200mを使ってみたものの、3・9着と失速。半信半疑で芝路線に転じたところが、思わぬ収穫。1000m通過が58秒4―1200m通過・1分9秒9というHラップを自らが演出し、後続を6馬身とチギる1分21秒8。スプリンターとしての前途は洋々だ。オレニホレルナヨは、開催末期・小倉2歳S開催日と同日の未勝利を、1分9秒4という精度の高いタイムで未勝利脱出。平坦の小倉仕様にと、攻め馬もビシビシ。アグネスハビットは、中央新馬勝ちの勲章とポテンシャルあり。当該コース・1分8秒9で圧勝のアイラブリリ以下、小倉狙いの馬が揃って連下は小波乱。

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【伏兵注意】オレニホレルナヨは前走案外も叩き2走目なら巻き返しが濃厚。初芝の前走を圧勝したシゲルアセロラが強敵だ。アグネスハビットも素質互角で昇級戦でも要注意。カノヤミノリも展開ひとつで上位争いに加われる。ボストンサクラは相手なりに走れそうなタイプで連下にマーク。エーシンウルベリンは同型多数も能力的に侮れない。