今週日曜日の福島競馬場でのメインレースは芝1200mのバーデンバーデンCです。

　本命にはテイエムオオタカを推します。前走の福島民友Cでは、初めての福島競馬場でのレースでしたが、最後勝ち馬に差されたものの、先行して2着でした。もともと2歳時から短い距離の重賞で好走していた実績があり、去年も函館スプリントSで2着に入るなど結果を残しています。今回は前走と変わらず斤量が56キロで、小頭数なので楽に先行できそうなのでこの馬を軸とします。

　対抗にはビウイッチアスです。前走のマーガレットSでは大敗しましたが、これまで1200m戦ではすべて複勝圏内に入っており、今回その得意な1200m戦なので期待します。さらに斤量50キロとひじょうに軽い斤量なので、初めての古馬相手ですが斤量差で大きく得をしているので期待します。

　3番手にはファインチョイスです。ここ近走は勝ちから遠ざかっていて、前走の1200m戦では結果的に展開が向かず大敗しましたが、去年の函館2歳Sでは牡馬に勝っており、1200mを得意としています。今回軽ハンデなのでそれを加味して期待します。

　押さえには前走京王杯スプリングCで好走したインプレスウィナーと去年のこのレースの勝ち馬ケイアイアストンです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

【波乱含み】テイエムオオタカは使われつつ着実に良化。条件ピタリで好勝負必至。前走レベルの高いレースで3着と波に乗ってきたインプレスウィナーが対抗。スピードありG22着の実績光るビウイッチアスは軽ハンデも魅力。オウケンサクラは短距離で復調気配。前走は流れ厳しかったファインチョイスも巻き返し可能。新味を狙うリーチザクラウンに昨年勝利のケイアイアストンにも注意したい。

【上位拮抗】テイエムオオタカは、昨年のちょうど今時期、函館1200mを1分8秒0でレコ勝ち。続く函館SSでは、あのカレンチャンのクビ差に、食い下がっている。中舘とのコンビで、前走の福島民友Cを1分7秒5の2着。中舘も、今度は大胆に動かしてくるだろうし、時計決着にもメドを立てた。京王杯SCを0秒1差の3着と、意気上がるインプレスウィナーが相手。不器用そうに映るが、当該1200mでクビ差2着の星あり。単穴は、3歳馬ビウイッチアス。春は、ある程度の距離を試してみたが、6F戦のスプリンターに特化すれば、GIII重賞くらいは見える切れ者。函館2歳Sの覇者ファインチョイスも、前日入厩の福島なら、滞在効果で一変。時計勝負になればなるほど、若駒は有利です。

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