『2000―ヒットの達人―』
右回りから左回りへ・直線650mの新コースに
リニューアルされたH14年以降から、■消える馬・□残る馬をチェック。なお、データ中の「着外」は4着以下をさします。
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アグネスワルツ…前4走内に芝重賞戦5着内の好走歴がない馬で、前走条件戦使用or前走OP戦0秒4以上敗退馬は[0-0-3-43]。
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セイクリッドバレー…前2走内に重賞戦で連対歴がない馬で、2000mを10回以上走って0から2勝かつ2000m連対率5割未満[0-0-2-16]。
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ダンツホウテイ…前走重賞戦連対・OP戦1着好走がない7歳以上高齢馬で、着外が20回以上もある馬は[0-0-2-19]。
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トップゾーン…前2走内に斤量56キロ以上で重賞戦3着内・OP戦連対・準OP戦1着好走がない2か月以上の休養馬は[0-0-3-18]。
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ナリタクリスタル…前3走内にGI戦5着内・GII戦4着内・GIII戦連対・OP戦0秒1以上1着好走がないハンデ57キロ以上馬は[0-0-1-18]。
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ネヴァブション…前3走内にGI・GII戦3着内orGIII戦連対歴がなく、前走GI以外の芝で1秒以上惨敗馬は[0-0-2-31]。
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マイネルスターリー…前2走ともGIII以下戦で着外かつ0秒4以上敗退馬は[0-0-2-23]。
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マッハヴェロシティ…前3走内に勝ち星がなく、前走良・稍重の芝で10着以下大敗馬は[0-0-1-21]。
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メイショウカンパク…前2走とも10着以下の大敗続きは、
グレード制開始のS59年以降[0-0-1-26]。
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リッツィースター…ハンデ53キロ以下馬は[0-0-2-27]と軽量の特典を生かせず。
以上から残ったのは6頭。
□◎
ヒットザターゲット…全5勝が平坦コースで挙げたもので、2000m戦は[4-0-2-1]。
新潟大賞典が2200m→2000mに短縮されたH7年以降、2000m戦4勝以上馬は[3-2-2-16]。このうち、
(a)前走G?以下戦10着以下×
(b)前2走内にOP戦1着orG?戦0秒4差内好走歴がない馬×
(c)斤量が前走比増の57キロ以上×
(d)前走2000m以外の距離を使用×
以上の4項目クリア馬は[3-2-0-0]
また、
父キングカメハメハは、過去2年、新潟芝2000m種牡馬成績、出走回数10回以上の上位10位中、NO.1の勝率.208・連対率.333を誇る新潟御用達の血統。上昇軌道でヒット連発!
□○
トーセンラー…重・不良で11、10着。良馬場でこその切れ味身上の馬。開幕週になるが生育途上の野芝で行われるため、週後半の降雨の影響がどうでるか。
□▲
スマートギア…ハンデ57キロの7歳馬。7歳以上の高齢馬は[0-1-4-33]と未勝利で、新コース前の過去10年(H4-13)が7歳以上馬[3-1-0-20]。直線650mの新コースでは、スピードに加えて直線での瞬発力がそれまで以上に要求されるようになったため高齢馬にはキツいレース。5歳秋から1年休養し、6歳時は2戦のみと年齢ほど馬体は枯れていないが、OP以上戦で斤量57キロ時[0-2-2-7]ではVイメージ?
□△
ダノンバラード…芝0-2勝馬は[1-0-0-12]。詰めが甘く、上り最速34秒2では?
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ダノンスパシーバ…得意距離も芝良・稍重の準OP-OP戦[0-3-2-2]・GIII戦[0-0-0-3]。
□△
メイショウウズシオ…過去10年の勝ち馬中8頭が4角8番手以下。逃げ切りVはなし。