【上位拮抗】決め手上位のサイレントソニックは東京替わりもプラス材料。状態良く勝ち上がりに期待。厳しい展開の前走でも粘りを見せたルリニガナはスピード魅力。初距離カギのヒシカツジェームスだが力は上位。実績上位のセイウンジャガーズは舞台相性も上々。ポールアックスは休み明けを2戦使われて上向き。潜在能力ならゴーハンティングも劣らず、マックスバローズにも注意を払いたい。

【チャンスだ】サイレントソニックは、2歳夏の新潟・ダリア賞を、1分21秒4で2着した切れ者。折り合いに泣き、尻すぼみの危機を感じた時期もあったが、休養明け三戦が2・2・3着。ちなみに2勝目は東京の1800m。7F戦を超える底力も備えている。逆転があれば、ゴーハンティングの資質。経験馬相手に、急坂の中山マイルを1分34秒3でデビュー勝ちを果たした、OP級のマイラー。本質的な体質の弱さは、たぶん生涯抜けきれないかもしれないが、1000万クラスならテッポウ勝ちの範囲内だ。一角崩しがあれば、現級の安定勢力セイウンジャガーズ。一瞬の脚しか使えないヒシカツジェームスは、距離短縮がエッセンスとなるか。

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