【力量互角】
札幌2歳S7着失速で、株を下げてしまった
トーセンパワフルだが、「まだ2歳夏。このくらいのデキでも」の意識も大きかったように思う。今度はトレセン内での仕上げ。質量ともに攻め馬の負荷を大きくし、最終追い切りは
ルーラーシップに先着(上がりは11秒5)。ちなみに、デビュー戦は、直線に坂のある阪神マイル。上がり3ハロンの中には推定10秒台のラップを内包。全兄
ロジユニヴァースまではどうかだが、ラップ面でもOP級の数字は残している。
ネオウィズダムも、同じ
ネオユニヴァース産駒の大駒。ネオ産駒に共通の、瞬発力勝負には課題が残るし(
アンライバルドは別格)、まだ馬も若い。資質だけでがむしゃらに走っているが、1000m通過が59秒7というミドルラップを自らが踏み、1分47秒7なら、少なくともOP特別くらいは勝ち負け。2秒以上の時計短縮が必要なぶん三番手としたが、
ダンツクロノスの前走の上がり3Fのレースラップは11秒7-10秒3-11秒4だった。平坦の小倉とはいえ、ピンポンの1分48秒0。
インパラトールは、やや重で阪神1800mを1分48秒0と、上位は拮抗。