土曜は雨の影響があったにせよ、今の阪神・芝は時計の掛かる馬場。急激な馬場回復は見込めないだけに、指数的には持久力指向のタイプを狙いたい。

　本命はケニアブラック。33秒台の上がりを使えるタイプではあるが、指数的にはタフな馬場・展開が合うタイプで、自己最高指数｢110｣は重馬場で前傾ラップだった中山マイルでマークしている。関東圏では常に人気を背負っているが、前走の敗戦と初の関西遠征で人気落ちなら、指数的には美味しい。相手は昇級戦も持久力指向の強いアドマイヤタイシ。

【もうひと伸び】レースでも稽古でも、「骨折した個所をかばい、脚を突っ張る」ことの多い、近走のリルダヴァル。ただ、NHKマイルC3着を含め、マイルを起点に中距離重賞で上位を賑わせた好素材。外国人騎手でも、ルメールよりは思い切りのいいピンナ。ほんのひと頑張りするだけで、勝ち負けの対象になる。復調ナムラオウドウとの叩き合いが第一本線。ケニアブラックも、変な輸送減りさえなければ、現級のトップレベル。関西遠征で盲点となっているようなら、馬券的にも妙味。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【伏兵注意】リルダヴァルの素質を信頼する。一昨年のNHKマイルC3着馬で、GIIIでも3着3回の実績馬。前走は休み明けで6着だが、叩き2走目で本領発揮だ。アドマイヤタイシは休養から復帰し2連勝。今の勢いなら昇級でも好戦可能。アグネスワルツはハナを奪えばしぶとい。ナムラオウドウも地力あり要注意。エスカナール、シースナイプ、デンコウジュピターを押さえる。