【平坦なら】平坦コースのGIIIなら、
コスモファントムでいける。小倉で行われた
中日新聞杯は、昨年が1分59秒6の1着(馬場はやや重)。平成22年度は1分59秒0の2着に好走。坂のあるコースでは、ひと伸びが足りないが、小倉では中団で脚をため、直線他馬をネジ伏せる、味な末脚を繰り出している。G?は2勝。57・5キロを背負って、急坂の前走の
中山金杯を0秒3差。フラットコースに替われば、この斤量でも押し切れるとみた。
エクスペディションは、昨年夏の
九州スポーツ杯を1分46秒1で圧勝(後続に0秒6差)。続く釜山Sでは、上がり33秒4・1分58秒3の好記録で楽勝を演じている。二走前は休み明け。前走は関東への輸送競馬。パドックでも気負いが感じられたが、たたき三戦、今回は心身の
バランスが取れている。切れ味勝負になれば逆転も十分。単穴は
ダノンスパシーバ。
鳴尾記念は、不良馬場の
修学院Sを力走した反動もあったか。直線半ばでガス欠を起こしてしまったが、入念に調整され気迫が戻っている。
ブロードストリートは
愛知杯2着。主に牝馬限定重賞を歩んできたため、牡馬との力関係が微妙だが、混合戦にかわったぶん、斤量は55キロにとどまった。一瞬の脚を活かしたい。
中日新聞杯0秒3差の
マイネルスターリーも、展開一つ。同6着馬
エーシンジーラインの流れ込みも、連下に押さえておきたい。