小倉芝1800mはフルゲートになると差しが決まりやすく、かつ中-下位人気の差し馬が展開のツボにはまってアタマまで届いてしまうようなケースが見られる。一方で頭数が手頃だと展開も落ち着きやすく、先行タイプが残りやすい。先週の
不知火特別などは、それが極端な形で出てしまった格好だ。
西海賞も11頭立て、しかもBコース替わりとあっては、ある程度自分で競馬を作れるタイプから入らざるをえない。ただ、逃げイチが予想される
ベルエアメイダンは2勝がいずれも盛岡の条件交流で、中央では奥尻特別のような競馬が精いっぱいだ。
そこで◎
ロベルタ、○
リトルダーリンから入る。両馬とも先行馬というほど先行してはいないのだが、今回のメンバー構成なら自然と前付けする形になるはず。特に
ロベルタは血統的に潜在能力はあるはずなので、ここを足場にもう一段上の活躍を期待したい。