【相手探し】ディサイファは、クラシックも嘱望された、ディープインパクト産駒の血統馬。体質が弱く回り道もしたが、東京1800m・1分46秒5、上がり33秒4の前走で、完全にひと皮向けた。馬房の関係で、美浦からの直前輸送になるが、一週前に坂路・11秒9を追い、降級の500万に出走態勢は万全。ヴィジャイは、栗東CWで6F追い。早々に函館に移動し、入念に乗り込み。ほぼ一年振りの出走になるが、むしろ体調や造りはいい。一角崩しはディーエスタイド。初勝利をおさめた函館に向け、入念かつ丁寧な仕上げ。レッドヴィーヴォも、平坦のローカルなら1800mも守備範囲となる3歳馬だ。

　函館は年々時計が速くなっており、昔の函館とは同じ感覚で馬券が買えなくなりつつある。この時期の風物詩として当該コース成績のよい馬をつい買いたくなるが、頭を切り替えていかねばならないのかもしれない。

　そこで、というわけでもないのだが◎は函館出走経験のないディサイファ。一時期調子を崩していたが、ここへきて明らかに持ち直してきたし、それに伴い道中の位置取りなども改善されてきた。前走のようにトータルの時計がある程度速くて上がりも速い競馬を勝つような馬は以前の函館では買いづらかったが、冒頭に書いたような事情で敢えて今回は買ってみる。

　○は久々だがヴィジャイ。次走からは人気になるだろうから、デキの面でリスクを冒してでも今回買わざるをえない。

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【軸不動】前走快勝のディサイファが中心だが相手が難解。ヴィジャイは長休明けだが初戦から動けるとみて筆頭に据える。マルカファインは楽に行ければ残り目が狙えそう。レッドヴィーヴォは距離微妙も展開次第で善戦が可能だ。差し脚秘めるタツストロングが穴。ディーエスタイドは休み明けだが力量的にマークしておきたい。