【見直し当然】「ここで勝てば菊も見える」と、前走の横津岳で本命にしたオムニバス。しかし、好スタート、好位追走という、正直な策が結局は裏目?。5着と伸びきれずに終わったが、父オーソライズドは、英ダービー馬(サドラーズウエルズ系)。他馬を捻じ伏せての4馬身の独走を演じた、二走前のレース内容に今一度こだわってみたい。横津岳2着のスリーヴェローチェが当面の敵。割って入ればワールドレーヴ。新緑賞4着に、中堅級のステイヤーの予感。ダノンフェニックス、アサクサベルーガも、この相手なら2600mでも粘り込める。

　先週の札幌日経オープンが大波乱となり、コースとしてのむずかしさを再認識させられた函館芝2600m。しかし先週は前半がかなり早い流れになったことも影響しており、下級条件の函館芝2600mについては変に構える必要はない。

　一番計算が立つのは近走で同じコースを好走している馬、今回だと▲スリーヴェローチェあたりだが、今回は人気が上がるうえに乗り替わり。無視は無理だが◎にもしたくない。

　そこで注目したいのが3歳馬。実はここに出走の4歳馬は中央1勝馬と地方からの出戻りばかりで、このクラスを卒業した経験を持つ馬はいない。ならば3歳馬の中で、まだ先に可能性を残している馬を取るのがよいだろう。
　選んだのは◎ワールドレーヴ、○アサクサベルーガ。前者は3歳限定戦とはいえ近2走が悪くない内容。後者は前走でクラスにメドがつき、距離延長でさらに前進を狙う。

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【伏兵注意】この距離で善戦続くスリーヴェローチェを主軸に指名。ダノンフェニックスも力量互角で連闘効果にも期待ができる。アサクサベルーガは前走の内容なら引き続き首位争いに加われそう。リッカタキシードは好位付けできれば前走の再現が考えられる。流れ込み図るキョウワレイが連下の穴。オムニバスは前走案外も立ち回り次第で上位まで。