【もうひと化け】
アウォーディーは、春先の中京2200m・大
寒桜賞を2分15秒8。一見時計は平凡に映るが、同日の古馬1000万・
名鉄杯を1秒6も上回る好内容だった。
青葉賞5着の原動力も、この数値にある。前走はいい格好できながら、残り1Fでパタリ。重め残りの影響がありあり。先行重視の新潟2200mは、脚質的にも
ドンピシャ。ちなみに母は
ヘヴンリーロマンス。もうひと化けもふた化けもある
パワー血統だけに、道悪もある程度まではOK。逆転があれば
レッドルーファス。前走は1000m通過が59秒0というHペースに恵まれたにせよ、2分1秒9という走破タイムは、同日の500万特別と0秒1差。近親の
クロコルージュをどこか彷彿させる、ミシッと筋肉の張った血統馬だけに、懐も深い。春先の◎○とのパフォーマンスを考慮して三番手評価としたが、
ビッグバンドジャズは
出雲崎特別3着でコース適性を証明。
ライトヴァースは、前走一旦好位。同レース2着の
マジックポストより内容は上か。