【狙った鞍】テナシティーの前走は、3か月振りの実戦とあって、プラス16キロと造りは緩め。1000m通過が59秒3という、Hペースに恵まれたことも確かだが、レースの上りが37秒3に対し、自身のソレはメンバー中最速の35秒8。休養前に新潟の2200mを勝っているが、内回りコースの適性と地力を再確認。追い切りは正味2本となるが、前回の休み明けと本数は同じ。坂路中心だった前回より、コースで追えているぶん、中身は濃い。二の筆頭はローリングストーン。追い込み一手のジリ脚だが、新潟の2200-2400mは休養明けを除けばいずれも1秒差以内。函館から帰厩後も、南Wで6F追いも消化できている。本質的に距離はどうかとも思うが、トルークマクトは東京1800mに1分46秒0。糸魚川特別でも0秒3差と好走。2200mのセントライト記念を使った経験を今回につなげたい。惑星はトリガー。未勝利を脱出するのに手間取ったが、どこか破天荒なところがある、生粋の逃げ馬。この手のタイプは、常に大駈けの要素を秘めている。

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【軸不動】テナシティーは新潟コースで安定しており今回も勝機。トルークマクトは前走でも善戦しており自己条件に戻れば好勝負が見込める。堅実に差を詰めるローリングストーンが単穴。マジックポストは流れに乗れれば首位争いに加われる。エスペリアは休み明けも差し脚堅実で要マーク。マルケサスも力量的に上位に食い込むチャンスがある。