◎はアドマイヤジュピタの全妹で、フレンチデピュティにナスキロ的斬れとハイインロー的スタミナを重ねたオーソドックスな好配合。

　忘れな草は捲り合いになったときにちょっと踏み遅れたし、矢車賞もほとんどアヤのような惜敗だから、ここなら素質も実績も上と言っていいだろう。

　〇はペルーサの妹で父がハーツクライに替わりリファール4×4、前で受けてシッカリした足取りで押し切った前走に好感。

【伏兵注意】ダイワストリームは前走スイートピーS3着。自己条件では素質上位で勝ち上がり期待。センティナリーはまだ底を見せていない。動き軽快で逆転十分。既走馬相手の初戦を快勝したジェラテリパールも連勝狙える。パシャドーラも上昇しており圏内の1頭。持ち直し傾向のアドマイヤイチバンも侮れず、ダノンビーナスやビーインラプチャーなども上位がうかがえる。

【遡れば1分35秒0】オークスの出走権は取り逃がしたダイワストリームだが、最速の上がりでスイートピーSを3着に好走。パドックでは、いくぶん馬体が減り気味。発馬で踏ん張りが利かず、そのぶん慎重に、折り合いに専念したともいえるが、上がり33秒4に能力を再確認。もとより、三走前の1分35秒0は、同週のジュニアCを0秒6超。翌週のフェアリーSと0秒3差だった。センティナリーも、デビュー二戦目の忘れな草賞が0秒2差。次走の矢車賞が2分0秒7。能力を数字として示している。ジェラテリアバールの新馬戦は、遊びながら、エンジンがかかるとグイ。将来のOPを予感させる勝ちっぷりだった。クラリティーエス、カナルナニのスイートピーS組も僅差。

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