【センス抜群】
ミュゼリトルガールは、抜群のセンスを誇る
ディープインパクト牝馬。デビュー戦の新潟1400mは、1000m通過が59秒7というミドルラップを、スイスイと二番手で構え、アッサリと抜け出す快勝。2着馬とは半馬身ながら、相手の脚色をはかりながら、ノーステッキで最後は持ったまま。その名の通り、430キロ前後の小ぶりな愛らしい牝馬ゆえ、輸送に一抹の不安は残るものの、9月二週目から坂路入り。上がり1F・11秒で登板する脚力にも、東京1400m仕様の運動能力と機敏性が見て取れる。
マユキも、阪神の坂を、推定11秒6-10秒7-11秒2で(3Fは33秒5)で登板。走破タイムは1分36秒5、五分の機動力を数字で示している。単穴は
アラマサクロフネ。二戦目の時計だけに、多少割り引く必要があるが、新潟1400mで1分21秒5をマーク。全体時計は平凡ながら、
ニシノミチシルベは、尾っぽを振り振り、若さをのぞかせながらも、新馬戦の中山マイルを、推定11秒5-11秒3の加速ラップで登板。上がり目はどうかだが、
チュロも新潟・中山マイルを理にかなった時計で駈けてきた。