2008年
マイネルチャールズ/標準併用
2009年
アーリーロブスト/標準トラック
2010年
エイシンフラッシュ/標準併用
2011年
フェイトルフウォー/馬ナリ平均併用
2012年
ベストディール/馬ナリ平均トラック主体
上記に過去5年の優勝馬の調教タイプを列記してみましたが、注目すべき点は調教場所。坂路単一調教馬の優勝はなく、併用もしくはトラック調教馬という共通点があります。コーナー4つを周回する中山芝2000m、コーナーリングの適性が必要となるため、当然の結果ではありますが、できればトラック単一よりも坂路も併用していることが望ましい、それが過去5年のうち、4頭の1着馬が併用系統である理由でしょう。
ここまでは先週掲載したコラム内容とまったく同じ。よって併用調教馬を重視するという点に変わりはありませんが、違うのは近2年好走の「馬ナリ平均」を重視しないということ。5日目に芝2000mの3歳未勝利が行われましたが、上位人気に推された馬ナリ平均系統が負けています。雪の影響も受け、傷んだ今の中山芝には標準以上の強さは必要でしょう。
これに該当する、調教本数標準の併用系統の調教タイプは◎
ケイアイチョウサンしかいません。先週の時点では無印にしていた馬ですが、それは完調ではないと判断したから。要するに調子が悪いと思っていたわけですが、先週の目一杯の追い切り、競馬場への輸送を経て、調子が上がったのでしょう、最終追い切りが南Pで持ったままの絶好の併せ馬。再度の輸送でパフォーマンスを落とすと思われる馬が多い中、この馬は逆に1週延びたことが好転すると判断しました。
最終追い切りが軽かった○
フラムドグロワールですが、その処置は当然でしょう。すでに先週状態が良かった思いますので、それをキープできているか否か。調教タイプからは買う必要があるということで評価しています。
▲
フェイムゲームは1週延びたことで
宗像義忠厩舎の勝負調教に該当。ただ自身の好走時の追い切り場所とは違うので、この評価が精一杯。今週も調教量は豊富な△
ノウレッジは二ノ宮敬宇厩舎の勝負調教には該当しなかったものの、調教内容自体を評価。☆
マイネルストラーノは先週の時点なら一杯平均トラックで高い評価でしたが、それをキープできていれば。
1.
フラムドグロワール
今回:標準多め併用
前回:乗込トラック主体
2.
ワールドレーヴ
今回:標準多めトラック
前回:連闘
3.
マイネルストラーノ
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック
4.
ワンダーロード
今回:乗込坂路主体
前回:標準坂路主体
5.
アポロソニック
今回:標準トラック
前回:標準トラック
6.
フェイムゲーム
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:軽目併用
7.
ケイアイチョウサン
今回:標準併用
前回:一杯平均トラック
8.
クロスボウ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路
9.
ノウレッジ
今回:標準多めトラック主体
前回:標準多めトラック
10.
ホワイトフリート
今回:標準多め併用
前回:標準併用
11.
アクションスター
今回:標準トラック
前回:標準坂路
12.
マイネルマエストロ
今回:急仕上げ坂路
前回:急仕上げ坂路