【自己条件】立て直しを図った、
トーセンパワフルが中心。OPの萩S2着。
黄菊賞は
キズナの2着と、クラッシック戦線は、ひと息足りず。ならば自己条件の万両賞で2勝めを奪取と、矛先を転換してきたが、いざ追い出しを開始した3コーナーで、立ちあがる不利。微妙な疲れもあったのだろうが、急いて前掛かりになると、勝負事は往々にして、そういうアク
シデントに見舞われるものだ。ただ、幸いにも馬は傷んでいない。ひと息入れたことでガス抜きも完了。
黄菊賞の内容を見ると、現状ではマイルもベスト。
エデンロックは、
芙蓉S・1分34秒8で3着。こちらも前走は、2勝目ゲットの気負いが鞍下に伝わってしまったか。引っかかって4着に失速。Hレベル決着の
札幌2歳S・3着の資質を自己条件で見直し。一角崩しは
シンデレラボーイ。1分23秒0・上がり36秒0という新馬の記録は、さすがに重賞となると説得力に乏しいが、後続を0秒5とチギるレース内容は健やか。中山マイルのイメージにも合致する。
オメガキングティーも、前走はやや重で1分36秒3。
ダイワフェームともども、飛びぬけた時計ではないが、自ら動いて外を回って押し切り勝ちを果たしている。