【手塩にかけて】乗り鞍が少ないぶん、福島・新潟リーディングとはいかなかった横山典だが、随所に、これぞプロの業を披露。
ルミナスウイングも、横山典が、この夏、手塩にかけ育ててきた一頭。なんて、キャリア3戦目の冬桜賞・中山1200ダートで2勝目を挙げた好素材。
端午S当時は、ハミ受けが敏感で力みも多く、なし崩しに末を甘くしていたが、
鶴ヶ城特別はゆるりとスタートを切り、前半は11番手で我慢。道中タメを作り、外強襲の瞬発力へと転化できた。次走の
越後S2着で、折り合いと現級突破を確認できた。まずは
カフェシュプリームとの叩き合い。4歳のぶん、本命は◎に譲ったが、不得手と言われた左回りも前走で克服。もとより中山は、現級連対実績も含め[3,2,2,1]。56キロも1キロ恵まれた?まだ全幅の信頼はおけないものの、
シゲルソウサイの
NST賞・1分10秒0は、馬場差を考慮すれば、前記二騎より時計の精度は上。
インディーズゲームも、健やかなレース振りで前走快勝。右回りは若干割り引きだが、56キロなら昇級でも。