【現級脱出に照準】エーシンリボルバーが、現級脱出に照準。休養前の昨秋、当該京都1800ダートの観月橋Sを、57キロを背負い、1分51秒6・良馬場2着の実力馬。フワッと息を抜くクセはあるものの、戦法はいたって堅実。ジョーメテオの、麻耶S・1分50秒9で2着の実績を次位に置いたが、55キロで相殺できるとはいえ、1800mは微妙に長い。となると、穴はセオリー通り前残り。グッドカレラは、四位とのコンビで京都1800ダートに1分50秒9(やや重)の逃げ切りあり。同タイプのロングロウも、持ち時計は僅差。

　最近このクラスで好走した実績があるという馬がほとんどいないメンバー構成。そのわりにハンデ差は小さい。ならば3走連続で馬券に絡んでいる○エーシンリボルバーで……となるところだが、それではひねりが無さすぎる。勝ち切るタイプというよりは安定味タイプなので惜しい2，3着ということもありうるし、前々走時ハンデが56キロだったのに3着2回を経て1キロ増えるのはちょっと損な気分だ。

　そこで◎はロングロウとする。長期休養明けの着順が3→2→4→1ときての昇級。立ち遅れて後方からの競馬になっても4着していた1000万条件でのレースぶりを見ると、準オープンでも十分やれるという手応えがある。というか、血統を考えると本来はオープンでの活躍を期待されていた馬だ。今回はグッドカレラが外に入って自身が内寄りなので、スタートさえ決まれば競馬はしやすいだろう。

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【小波乱】エーシンリボルバーは昇級後も安定したレースぶり。トップハンデは地力の証で、相手関係にも恵まれた。ロングロウの前走は先手を奪って、最後は突き放した。昇級でも能力はヒケを取らない。ジョーメテオは流れが向けば上位に食い込む。ポイマンドレースは3走前が同舞台でハナ差2着。ミッキーバラード、セトノメジャー、マイネルバイカを押さえる。