【2013年
マーメイドS】
別定戦→ハンデ戦に変更されたH18年以降の7年間から、■消える馬(連対圏外の馬)の項目をチェックしてみよう。
■2勝以下…芝2勝以下馬は、斤量が前走比5キロ以上も軽減がある馬を除き[0-0-0-13]。H19年3人気
シェルズレイ4着、H20年2人気
ザレマ6着と人気馬も敗退。
■54キロ…前2走内に、斤量55キロ以下でGIGII戦1秒5以上、GIII戦1秒以上、OP以下戦0秒8以上の敗退があるハンデ54キロ以上馬は[0-0-1-16]。
■1600m…前走1600m以下戦使用馬のうち、当レースと同じ距離2000mで連対が2回以下だった馬は[0-0-2-28]。
■右回り…右回りの芝を6回以上走って1勝以下だった馬のうち、当レースと同じ距離2000m戦1勝以下は[0-0-0-17]。
■距離…1800m以上の中長距離戦1勝以下は[0-0-3-19]。
過去7年の1-3着馬21頭のうち6頭がハンデ51キロ以下の軽量馬で、しかもその6頭中3頭が10人気以下の超伏兵馬。ここは軽ハンデ馬を狙ってみる手だね。
ということで、食指を動かされるのが51キロ馬の
エスピナアスールと
ハワイアンウインド。
エスピナは6歳だけど、大丈夫か?って。
マーメイドSで、6歳馬は[2-2-1-10]で、この馬券になった5頭中なんと4頭が9人気以下の伏兵ウバ桜。エスピナは、未勝利脱出が7人気1着、1000万卒業が12人気1着、そして3走前の1600万が14人気2着。叔母の
サングレアズールがGIII
京都牝馬Sで9人気3着、これはもう穴馬のDNAがいっぱい詰まっていそうだ。掛かる気性が難点だが、裏返せば、「きちんと」?走れば、走るってことで穴狙いなら
ポジティヴに考えたい。
ハワイは昨夏、古馬相手に52?で2連勝(小倉2000mで1分57秒2のレコード勝ち)し、GI
秋華賞では上昇度を買われ4人気に支持されていた(今回1人気の
アロマティコは6人気)くらいだから、まだまだ記憶に新しいはず。結果は13着完敗も、
ハナズゴール(その後GIII
京都牝馬S1着)に先着、ならハンデ51キロで妙味ありか。
母が
ディープインパクトの2歳半姉っていうのはおいしい血統的背景で、同じ父(
キングカメハメハ)を持つ
アパパネとは、
ノーザンダンサーのインクロスを持つ点で一緒となれば、これはもう底知れない大化けの可能性を秘めていそうだ。
昨年5月20日に448キロだった体重が、一年経った前走で472キロと24キロ増加し、成長力も文句なし。