【札幌はさらにブルーが濃い】好不調の波が多かったプレミアムブルーが、京都・阪神、芝コンディションを問うことなく、近走3・2着。特に二走前の六波羅特別は、1200m通過が1分8秒7―1400m通過・1分20秒0というタフな流れを自らが演出し1分32秒2。中央場所のマイル戦は、札幌の1500mと共通部分が多く、しかもより先行有利。滞在競馬というのも、テンション高めのこの馬にとってプラスに働くハズだ。

テッポウに実績は乏しいものの、タガノエンブレムは逢坂山で現級勝ち。久々になるが、7月早期に札幌に乗り込み、ここ二週は負荷をかけた調教ができている。ダンツミュータントも〔2100〕の札幌1500mに照準を絞って札幌入り。惑星は洋芝適性の高い、チーフベアハート産駒の3歳馬マイネルメリエンダ。ラシンティランテは、同じ洋芝でも基盤の硬質な札幌のほうが切れる。タマモトッププレイの強みは順調さ。

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【順当】プレミアムブルーはコース替わりがカギだが今の勢いなら引き続きチャンス。タガノエンブレムは差し一手も現級勝ちの実績を評価して対抗に据える。ウインミーティアは底力に欠けるが先行粘り込みに要警戒。流れ込みタイプのタマモトッププレイも連下に押さえたい。ダンツミュータントは力量劣勢も前がもつれれば上位まで。転入2戦目のデイジーギャルが穴。

前走の小豆島特別はスッと好位をキープし粘り込み2着。上々の内容だったプレミアムブルー。走破タイムの1分34秒8も優秀で、当日の馬場状態を考慮しても1000万Vレベルにあり、負けて強しの内容だろう。父サムライハート、母の父タイキシャトルの血統背景から札幌コースの芝に適性がある公算大。距離短縮も間違いなくプラス材料とみていいだろう。

詰めが甘いが比較的に成績が安定しているラシンティランテ。こちらも近走4・4・6着と、いずれも走ったところがレベルの高いレースで安定。タマモトッププレイの2頭を上位にとった。