【大勢は二着争い】ダンツカナリーは、前走のSTV杯を11秒9―10秒3―10秒9で一気逃げ。あのHラップで飛ばし、0秒2差は大いに褒めてあげたい。現級勝ちに加え、1400-1600mにも勝ち鞍のあるスタミナ型。今度はただでは止まらない。滞在競馬で高値安定のアンチュラス。

クリノタカラチャンは、基坂・1分9秒1を再評価。55キロはやはり負担かなとも思うが、函館日刊スポーツ杯・1分9秒0のコンサートレディ。同3着のフリーアズアバード以下、大勢は二着争い。

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【軸不動】アンチュラスは差し脚堅実で今回も首位争いの可能性が大。フリーアズアバードは詰め課題もしぶといタイプで今回も好勝負になるだろう。ダンツカナリーはスピード上位で叩いての粘り強化が期待可能。差し脚があるレヴァンタールにもマークが必要だ。コンサートレディも仕掛けひとつでチャンスあり。ネロディアマンテは昇級戦だが相手なりに走れるタイプとみて押さえておく。

STV杯はクリノタカラチャンがハナに立ったところを、負けじとダンツカナリーが押して押して前へ。結果、テンの3ハロンが33秒1の超ハイペースになってしまった。着順もクリノタカラチャンはしんがりの14着。0秒2差で6着のダンツカナリーはかなり強い競馬をしたと言えるのではないか。元値は現級V実績のある実力馬。前走の競馬を馬が覚えていれば、今回はかなりラクにハナを切れるはず。道新スポーツ杯はSTV杯と真逆のレース。テンの3ハロンが1200メートル戦としてはかなり遅い35秒9。結果も前で競馬をした組みが上位を独占した。4角3番手にいたアンチュラスでも足を余した感があり、4角7番手にいたコンサートレディはなおさら。この2頭を相手本線に強調したい。