マイネルサクセサーはブライアンズタイム産駒で「粘着力のあるフリオーソ」という配合だが、洋芝ならばしぶとさが活きるし、使われる毎に上昇し今週の追い切りもなかなか動いたから、ここから○▲への2点で決めたい。

【健やかさ】函館1800mは、2歳戦のサンプル数が少ない。1分51秒0のレコードを過信はできないものの、マイネルサクセサーはラフィアン系のタフネス調教馬。レースっぷりも健康感いっぱい。素早くポジションを決めれば、ほぼ崩れないはないとみた。

グランカマラードは、新馬戦で評判馬を撃破。掻き込み鋭いフットワークも、札幌の洋芝適性を掻き立てる。シゲルケンカヤマは、不良馬場とはいえ1分41秒0という時計は、◎や〇以上に説得力に乏しい。ペイシャオブローはキャリアを生かしたい。

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【順当】この頭数ならマイネルサクセサーが今回も好位から差し切れそう。グランカマラードは初戦の内容が良好で引き続き首位争いが期待できる。パーティメーカーは芝が微妙もスピードに乗れれば上位まで。ペイシャオブローは再度の単騎逃げなら残り目が狙える。地力秘めるラブミークンが穴。シゲルケンカヤマも条件的に要マーク。

9/6に行われる札幌2歳Sの前哨戦という意味合いもあるレースだが、出走馬は9頭。その内、地方からの参戦馬が3頭。かなり淋しい組み合わせとなった。

ここなら、初戦の勝ちっぷりが良かったシゲルケンカヤマで十分に足りる。そのデビュー戦は、後方からただ一頭だけ伸び豪快に差し切るという内容。確かに、かなり時計を要す不良馬場が合っただけという見方もできる。ただ、それだけではない。終いから2ハロン目のレースラップが12秒0。同馬がいた位置から推測すると、繰り出した末脚は11秒5ぐらいか。この数字がかなり優秀。そしてこれが能力の証明。中間はリフレッシュされ、仕上がり良好という情報も加味すれば連勝が可能だ。

相手本線は、同じく初戦の勝ちっぷりが良かったグランカマラード。レコード勝ちのマイネルサクセサーは、当日がかなり速い時計の出る馬場状態。レコードの価値に疑問が残り単穴までの評価とした。