【チーク効果】クラウンルシフェルは、美浦坂路・49秒台を楽々。その健脚振りと実戦が一致せず回り道もしたが、前走のゆきやなぎ賞からチークピーシーズを装着。前半3F・33秒6のHペースにも集中力が途切れることなく、後続を0秒2差に完封。美浦からの直線輸送になるが、テンションさえ沸騰しなければ1000万も突破。

コナブリュワーズは、前走の直一気に、〔2101〕の函館適性を鞍上も改めて確認。まだ時計も詰まる。サンブルエミューズも前走6着に手応え。低迷期は長かったが、芙蓉S勝ちもある良血。コース二度目、今度は大胆にくる。

牝馬限定戦ながら、モーニングコールの1分9秒2は良質。イントゥザストームも前走は1分9秒5だった。カディーシャも函館のうちに何としても結果を残しておきたい。

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【波乱必至】かなりの混戦なら、昇級戦でも函館実績と軽量が武器になるモーニングコールが狙えそう。シルバーレイショウは差し一手だがハマれば首位争いが期待できる。コナブリュワーズは昇級戦だが力量的に通用しそう。カディーシャは決め手に欠けるが流れ込みには警戒したい。メイショウヒデタダは前がもつれれば食い込みも。末脚秘めるシャドウエミネンスが穴。

少し間隔が空いた形での昇級初戦となるが、クラウンルシフェルを狙いたい。前走は終始ラクな展開での勝利。着差は0秒2でも完勝と言っていい内容だった。この馬の長所は控える形でも競馬ができること。3走前2着は好位からの競馬。当日の馬場状態を考えても悪くないタイム。ここが逃げ一手ではない証明。今回相手は上がるがハンデ戦。連勝も十分に可能だろう。

2番手・3番手評価も昇級初戦の馬。モーニングコールとアポロアリーナをとった。2頭とも今回と同じ舞台で前走500万V。当日の馬場状態を考慮した走破タイムがいずれも上々。52キロなら本命馬同様に連勝して不思議ない。

穴馬の本命:◎シーギリヤガール
人気馬の本命:◎コナブリュワーズ

穴馬の本命:◎シーギリヤガールは、2歳時にOP特別のすずらん賞を勝ってしまったばかりに上のクラスで散々苦労するハメになったが、今回のクラス編制でようやく1000万クラスまで降級してきた。ここまでクラスが下がれば能力的には一枚上の存在。昨年の函館日刊スポーツ杯(1600万下)だけ走れば、このメンバーなら勝ち負けになる。ハンデにも恵まれ、調教も好内容。絶好の狙い目だ。

人気馬の本命:◎コナブリュワーズは、過去の好走すべてが函館芝1200mというコース巧者。前走もメンバー中最速の上がりで、前が有利な流れを差し切ってみせた。函館開催も最終週となり、中団からの差し馬が届くようになってきており、叩き3走目となる同馬の末脚に期待したい。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。