【波乱含み】エーシンビートロンは度々の長期休養を乗り越え本格化。今週の動きも上々で58kgでもVを期待。タールタンは休み明けも乗り込み順調で仕上がり良好。条件ベストで連勝も狙える。モグモグパクパクは初ダートの前走を快勝。上積み見込め昇級でも。アスコットシチーも力をつけており争覇圏。サクラレグナムも底力そん色なく、ワイドバッハやアドマイヤサガスなどにも注意を払いたい。

【見るたび強くなる】タールタンは、見るたび心躍る芦毛。銀蹄S・1分21秒9で、記録面でもOP当確を予感させたが、欅Sで現級勝ち。その時計と実績通り、銭型模様が芦毛の肌にクッキリ。闘志溢れるパドックは、本当に楽しい。前走後のローテーション、ベリー起用も思惑通り。馬場も選ばない。

相手の筆頭はワイドバッハ。台風来襲で前残りの高速ダートになると少し辛いが、欅S2着でタールタンとの力関係はほぼ見えている。

単穴はモグモグパクパク。重馬場で1分10秒5は、アスコットシチーのNST賞と比べると(稍重で1分10秒2)、若干時計の精度は落ちるが、上がり35秒0は桁が違った。

エーシンビートロンは58キロ、ゴールスキーは59キロ。アドマイヤサガスも58キロはさすがにちょっと重い。

　東京ダート1300ｍはダート色が薄い血統でも来るが、1400mはダート色の強い血統が有利、というのが私の持論。古馬戦になると当該コース成績が蓄積されてくるため血統を見る意味合いが後退するが、「コース実績もあって血統もそれっぽい」ということになると心強く、安心して本命にできる。

　ここは◎タールタンがまさにそんなタイプ。休み明けということが一応の割引材料ではあるが、自身も鉄砲駈け実績があるし、クラスで通用する保証もあるのでこの馬から入るのが早い。6歳秋なのでそろそろ能力の減退が心配だが、ここはまだ大丈夫と見る。

　○サクラレグナムは前走いきなり重賞に挑戦したぶんさすがに足りなかったが、それでも一定の着差に収まったのだからたいしたもの。ダート色の強い血統ではないが、ここまでコース実績があれば疑問視する必要はない。馬券は◎○の軸2頭・3連複で。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【上位拮抗】傑出した馬が見当たらない一戦で、上位の能力はかなり拮抗。近走レース内容と仕上がりの良さ、乗りやすそうな枠番とプラス材料の多い、07タールタンを本命に推す。相手は、プロキオンSの上位馬である05サクラレグナムと15ゴールスキーを本線に設定。オッズが割れて、馬券の買い方が問われそうな一戦である。

　オープン特別とすれば好メンバーが集結。どこからでも狙えるメンバーでここを勝ち上がった馬は武蔵野Sでも注目していい。

　◎は前走も本命に推したモグモグパクパク。新潟ダート1200mでは滅多にお目に掛かれない直線一気の豪脚を披露。やはり血統どおり高いダート適性を示した。1600mとなると距離の壁がありそうだが、1400mまでならまったく問題なし。父メイショウボーラー同様、ダート短距離の中心となれる素材。

それなりに指数を持つ馬が集まっている。平均でソートしてもさほど差が見られないのは力差と同時に調子にもさほどバラつきがないということ。それでも◎タールタンの数値は一際目立つ。軸に据えて大丈夫だろう。休み明けでまったく人気はないはずだが☆カネトシイナーシャと△メイショウマシュウは見劣る感じもない。馬場、展開ひとつで大波乱もあると思っている。

入念に乗り込んで出走態勢が整った7タールタンを狙う。とにかく東京ダート1400はベストで銀蹄Sのレコードに同タイムの勝ち鞍、欅Sの快勝から能力は明らかに上位。ここは取りこぼせない。対抗は先行力ある2エーシンビートロン。交流2戦のレース内容から安定感は抜群でスピードを発揮できれば差はない。▲は12ワイドバッハの差し脚が怖い。