11R

東スポ杯2歳S

15:25発走 / 芝1800m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 東京 7日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(指) 馬齢 13頭
本賞金:3200,1300,800,480,320万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

2

1点 3000円

ワイド

1

-

2

1点 5000円

馬単

1

2

1点 1000円

3連複

1

-

2

-

7

1点 1000円

望田潤の見解

 サトノクラウンはチェヴァリーパークS(英GI・芝6F)に勝ったライトニングパールの全弟だが、こちらは男馬のぶん、距離適性的はもう少し長めに出ている。

 母ジョコンダはミスタープロスペクター3×4などクロスがうるさい早熟なマイラーで、一方父マージュはあまり強いクロスを持たないので、緊張と緩和のメリハリがきいた好配合。

 細身でナスキロ柔い体質で脚捌きは無駄がなく、デビュー当時のキングヘイロー(97年の東スポ杯勝ち)を緩やか加速にしたようなイメージの馬で、東京のスローでしなやかに斬れるタイプだ。

 距離延長がプラスのアヴニールマルシェとの一騎打ちとみるが、マイネルシュバリエも明らかに広いコース向きの血統とフットワークなのに小回りで結果を出してきて、ここも先行すれば簡単には捕まらないのでは。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 2000円

複勝

13

1点 5000円

3連複軸1頭流し

13

相手

2

3

5

6

8

9

15通り 各200円

井内利彰の見解

 2014年秋開催の東京芝1800mで行われたオープンは3レース。2歳オープンのアイビーSは急仕上げトラックのコスモナインボールが1着でしたが、毎日王冠府中牝馬Sは標準多め併用のエアソミュールと標準併用のディアデラマドレが1着。どちらも角居勝彦厩舎の併用調教馬でした。アイビーSと同じ2歳戦とはいえ、出走頭数が増え、重賞になったことで、坂路調教の要素も必要になると考えました。

 ◎スワーヴジョージは前記アイビーSを標準トラックで2着。そして今回は坂路調教を追加して、標準多め併用での出走。理想的な調教タイプの変化ですし、最終追い切りでも、レースと同じように、末脚をきっちり活かす折り合い重視の走りでラスト1Fが最速ラップ。新馬戦1着時とほぼ同じような最終追い切り内容で仕上げることができましたから、ここで結果が出なければ、ぐらいの状態でしょう。

1.サトノクラウン
今回:標準併用
前回:標準併用

2.アヴニールマルシェ
今回:乗込坂路主体
前回:乗込坂路

3.グリュイエール
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均トラック

4.ペガサスボス
今回:標準少め併用
前回:標準多め坂路

5.ストリートキャップ
今回:標準坂路
前回:乗込併用

6.グァンチャーレ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

7.マイネルシュバリエ
今回:標準少め併用
前回:標準併用

8.ジャストドゥイング
今回:一杯平均坂路
前回:標準坂路

9.クラージュシチー
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均トラック

10.エミネスク
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.ソールインパクト
今回:標準多め併用
前回:馬ナリ平均トラック主体

12.ディアコンチェルト
今回:標準併用
前回:標準トラック

13.スワーヴジョージ
今回:標準多め併用
前回:標準トラック

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

6

8

9

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

1

6

8

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

1

2

6

8

9

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】グリュイエールは2走目でしっかり上昇示して快勝。素軽ささらに増しており重賞Vに期待。アヴニールマルシェも能力非凡。休み明けも態勢整い差のない評価。ソールインパクトも潜在能力高く使われつつ状態も上向き。クラージュシチーも意欲的に追われ好気配で争覇圏。サトノクラウンも上積み十分で、ジャストドゥインググァンチャーレなども差はなく活気も十分。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

7

8

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

2

7

8

9

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

1

7

8

9

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【ディープとクロフネが合体】グリュイエールの母は、なるほど、クロフネの妹。従来のディープインパクト産駒のイメージを大きく塗りかえる、パワフルかつ頑丈な、異質の芦毛のGI馬に育つ可能性を秘めている。新馬戦はスローの上がり勝負にしろ、上がり4Fはすべて11秒台(3Fは33秒2)。前走の京都2000mも、ラスト2F・11秒5―11秒5のラップを踏襲し、2分0秒3のレコード。ゴール前、ひと伸びしたパワーもそうだが、この中間の追い切りもすこぶる強靭。藤原英厩舎で、この時期に、これほどのハードワークをこなせる2歳馬というのを見たことがない。輸送、東京もドンと来いだ。

サトノクラウンも、堀厩舎所属馬で、デビュー前からこれほどハードに追える2歳馬というのを知らない。デビュー戦の上がりも、加速ラップで33秒5。一週前に調教で跨った、めったに大口をたたくことのないムーアが、珍しく自信満々の発言を残している。新潟2歳S2着のアヴニールマルシェも、もちろん能力は高いが、アヴニールより能力が上であれば、これはもう仕方ないか。

芙蓉Sを驚異の32秒2でパンチアウトしたジャストドゥイングも、血統こそ異なるものの、昨年のダービー馬ワンアンドオンリーと、イメージがだぶる。クラージュシチースワーヴジョージマイネルシュバリエなど、今年の東スポ杯は例年以上に逸材多数。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

5

9

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

5

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

7

9

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

7

9

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アヴニールマルシェは「ディープインパクト×フレンチデピュティ」という組み合わせ。これはショウナンパンドラ(秋華賞)、カミノタサハラ(弥生賞)、ステファノス(富士S)、ウリウリ(京都牝馬S)などが出ているニックス。2歳戦の芝では連対率55%(51戦28連対)、東京芝に限ると連対率78%(9戦7連対)と圧倒的な成績を残している。直線の長いコースや外回りコースに向いた配合で、東京コースはとくに強い。

 サンブルエミューズ(フェアリーS-3着)、グレナディアーズ(準OP)の4分の3弟で、母の半弟にはトライアンフマーチ(皐月賞-2着)、インペリアルマーチ(きさらぎ賞-4着)がおり、2代母キョウエイマーチ桜花賞馬。活力豊かなファミリーに属している。父ディープインパクトの代表的なニックスであるリファールクロスを発展させる形で、本馬はアルザオダンシングブレーヴの相似な血のクロスが3×3という形で施されている。このクロスを持つディープインパクト産駒は、ネガティヴニックスのコマンダーインチーフが入る馬を除くと、現時点で芝連対率55%(33戦18連対)と確実性が高く、スマートレイアー(阪神牝馬S)、サトノルパン(ファルコンS-2着)、先週の新馬戦でいい勝ち方をしたレガッタなどが出ている。ディープインパクト産駒らしからぬ迫力ある馬体の持ち主で、これまでの2戦の内容から器の大きさは歴然。このメンバー相手に馬券圏内を外す可能性は低い。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 数ある2歳重賞のなかでも、近年重要性がとくに増しているのがこのレース。近6年の勝ち馬から、皐月賞馬、ダービー馬、マイルCS勝ち馬、JC勝ち馬、宝塚記念馬が出ています。

 このレースを勝つことで、GIレースで勝ち負けできるような将来性を約束されるようなものです。裏を返せば、それだけの素質が要求されるわけですが、だからといってスケール感ばかり追い求めると痛い目に遭うレースでもあります。

1.前が止まらず先行有利

 ナカヤマフェスタ以降の1着馬6頭のうち、5頭までが4コーナー5番手以内で競馬をしています。唯一の例外サダムパテックにしても、前走では先行策で未勝利を勝ってスピードと器用さを示していました。「前走先行」はこのレースを勝ち切るためにはマストの実績と言えます。

 これには、日程面のカラクリがあります。スピードタイプの実力馬は、ほとんどが賞金が高いGII京王杯に向かうからです。今年からは京王杯との間隔が広がりましたが、その間にマイルのGIIデイリー杯が入ってきたから同じこと。東京スポーツ杯は有力スピード馬不在で行われるため、ほぼ必然的に先行馬に流れが向きます。

 去年はサトノアラジン、一昨年はサトノノブレスが人気を集めて馬券圏外に沈みました。いくらすごい末脚を持っていても、このレースでは前が止まらないので、それが決定打にはなりづらいのです。

2.格はともかく前走1着馬

 連対馬という括りでは、近5年でこのデータの例外は一頭もいません。近10年まで広げても3頭いるだけ。前走重賞・オープンで「負けたけど好走(2、3着)」しながらこのレースで連対を外した馬には、クラリティシチーワンアンドオンリーサトノノブレスジャスタウェイマイネルラクリマなどがいます。

 重賞・オープンでチョイ負けしたよりも新馬・未勝利の勝ち馬が優勢。つまり、経験よりも素質・勢いを重く見るべきです。

3.血統的には間口が広い

 今年の特別登録馬の中でディープインパクト産駒は4頭。過去にはディープブリランテがこのレースを制していますが、このレースに出走したディープインパクト産駒は初年度以来4年で8頭いて、馬券圏内に入ったのはディープブリランテ1頭だけ。とくに得意レースとはいえません。

 近5年でフジキセキ産駒キングカメハメハ産駒が2勝ずつしていて、シンボリクリスエス産駒が2回馬券圏内に入っています。切れ味よりも体力優先という傾向があり、クラシック向き種牡馬がメリットを発揮しにくいレースであることに注意が必要です。

 新潟2歳S2着のアヴニールマルシェは、指数的にも高い数値をマークしていますし、藤沢和雄厩舎の良血馬ということで、将来性の面でも人気を集めることは必至です。しかし、2走とも最後方からの競馬になっているように、位置取り的に「無理をしない・できない」のが現状。前走のように「強い内容の敗戦」を喫する可能性も充分考えられます。

 もっと1着に近い馬が他にいます。グリュイエールは前走芝2000mの未勝利戦で長く脚を使ってレコード勝ち。スタートが安定していますし、捲りに対応して早めに動いた器用さは大きな武器になります。ディープインパクト産駒で唯一このレースを制しているディープブリランテは、岩田騎手が鞍上でした。「待っているだけではダメ」ということが骨身に染み付いている岩田騎手こそが、グリュイエールの切り札になります。

 ジャストドゥイングは3戦2勝、唯一先着を許したのが札幌2歳Sを制したブライトエンブレムですから、序列的にアヴニールマルシェに匹敵するほどの評価が可能です。離して勝つような爆発力はありませんが、3戦いずれも先行しているスタートセンスとレース上手さがここでは心強い材料。

 クラージュシチーの前走未勝利戦は、途中から捲って出て10馬身差の圧勝という凄まじい競馬でした。しかしながら「先行しない・できない」という現状の荒削りさはアヴニールマルシェと同様です。豪快さよりも器用さを重く見るのが本稿の趣旨であり、ここは4番手までの評価。

 マイネルシュバリエジャストドゥイング同様に、ブライトエンブレム以外には先着を許していないという戦歴です。父のバトルプランは地味な印象ですが、それで評価を落とす必要がないということは前述したとおり。人気的なギャップも生じそうで、消す理由が見当たりません。

 以下、ムーア騎手が合いそうなサトノクラウン、相手なりに走れるソールインパクト

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

7

10

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

1

7

10

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

1

相手

2

7

10

11

13

30通り 各100円

小林誠の見解

【上位拮抗】少頭数のわりに混戦となった、今年の東スポ杯2歳S。02アヴニールマルシェも強いが、好センスで瞬発力も備える08ジャストドゥイングに逆転の期待をかけたい。そして一発があるなら、奥のある血統で鞍上も魅力の01サトノクラウン。この◎○▲の組み合わせから流す馬券で、ソコソコの配当を狙って獲りたい。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

2

相手

1

3

7

9

13

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

2

相手

1

3

7

9

13

10通り 各500円

森山大地の見解

言うまでもなく来年のクラシック占う意味でも大事な一戦。来週行われるラジオNIKKEI杯京都2歳Sと併せて注目しておきたい。本命は断然の人気でも逆らえないアヴニールマルシェ。ここを使ってホープフルS皐月賞トライアルという青写真らしく、その素質は素質馬揃いの藤沢和厩舎の中でもトップクラスの評価。テンションが上がり過ぎないこと、が課題のようだが、この中間を見る限り、雰囲気は前走以上と言っても間違いない。相手にはクラージュシチー。未勝利勝ちと言っても新馬戦のレベル、前走の内容ともに優に重賞級。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

6

7

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

13

相手

1

3

6

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

1

3

6

7

13

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

前走の新潟2歳Sで出した99を素直に評価して◎アヴニールマルシェ。東京でのデビュー戦では上りの時計は速かったものの全体のタイムが悪くて指数も伸びなかったが、前走で能力が高いことがわかった。相手は前走同コース95の○スワーヴジョージ。強敵だ。3番手前走87▲クラージュシチーと、人気薄がおいしい☆グァンチャーレ。あとは前走86の△2頭。最後は初戦で70を出してムーアが乗ってきた△サトノクラウン

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

7

8

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

1

7

8

9

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

1

2

7

9

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

潜在能力はクラシック級の器として注目している3グリュイエールを狙う!未勝利レコード勝ちは余裕残しの内容。ポテンシャルの違いを証明した。父譲りの瞬発力+母系のスタミナを兼備した素質馬がフルに能力を発揮する。対抗は2アヴニールマルシェ新潟2歳S2着は出遅れて直線で外に振られる不利を克服した能力は非凡。逆転の可能性は十分に秘めている。3番手は末脚は強烈な連勝中の8ジャストドゥイング

厳選予想 ウマい馬券