11R

ジャパンC

15:55発走 / 芝2400m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 東京 9日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 18頭
本賞金:25000,10000,6300,3800,2500万円
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 望田潤の予想

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予想印
15スピルバーグ(6人気)
10ワンアンドオンリー(8人気)
16フェノーメノ(9人気)
1ジャスタウェイ(3人気)
2アイヴァンホウ(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

15

1点 1000円

馬連流し

15

相手

1

10

16

3通り 各3000円

望田潤の見解

 サトノシュレンがどんなペースで逃げるのかが読みにくいが、タマモベストプレイ京都大賞典のようなロンスパを仕掛けてくる可能性は高く、上がり400mのヨーイドンではなく800mのロンスパ戦と読んで、牝馬の瞬発力より牡馬の持続力を重視した予想でいってみたい。

 ◎の全兄トーセンラーは母父リシウスのマイラーっぽさも出た体型だが、こちらはもう少し伸びのある体型で加速も持続的で、サドラーやリファールの重厚さもオンになっているように見える。

 秋天から更に距離が400m延びるが、少なくともスロー想定ならば距離延長を割り引く必要はないと思うし、中団ぐらいで運べるようならば、ここも名繁殖プリンセスオリビアの血の本格化に期待できる。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

8

1点 3000円

馬連

3

-

8

1点 1800円

馬連

4

-

8

1点 1000円

3連単BOX

3

4

8

6通り 各100円

3連単フォーメーション
1着

8

2着

3

4

9

10

相手

3

4

6

8

9

10

15

16

24通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

3

4

2着

8

相手

3

4

6

8

9

10

15

16

12通り 各100円

井内利彰の見解

 天皇賞・秋。1着はスピルバーグでしたが、レース直後に感じたことは「やっぱり東京競馬場はパフォーマンスが違う」と感じた◎デニムアンドルビー。当時のNo.1予想にも記ましたが、ある程度仕上がっていれば、東京だと他の競馬場とは比べものにならないパフォーマンスを見せます。ヴィクトリアMなんて、ドバイ遠征から帰国して、本当に仕上がり途上だったと思うんです。それが勝ち馬とは0.4秒差、完璧な状態なら、GIを勝つのは東京だろうというのが、私の見解です。

 思惑通り、前走を使ってから良化しています。前走天皇賞・秋組では、最も調教開始が早く、ダメージが少なかったことを示しています。最終追い切りでは、先行していたハーキュリーズに抜群の手応えで並びかけてほぼ同入。中1週だった昨年の最終追い切りと今回を比較すると、直線に入ってからの手前の替え方が今回の方が断然スムーズ。このあたりを見ると、昨年のように差し遅れることはなく、直線に向けば、間もなく爆発的な末脚を使うことができるイメージです。

 ○ジェンティルドンナ天皇賞・秋と同じく、昨年のJCとなんら変わりない仕上げ。特に不安に感じるところはありませんが、デニムアンドルビーが昨年より脚が使えると想定すれば、対抗評価が妥当なところでしょう。

 前走後、調教開始が少し遅かった▲エピファネイア。しかし、追い切り本数は十分にこなしましたし、坂路での行きっぷりにも迫力が出てきました。最終追い切りの時計が遅い点が不安材料ですが、追い切り翌日、28日の雰囲気を見ていると、あれでちょうどよい時計だったのかな、と思えますし、今回の調教内容なら前走のように行きたがることもないでしょう。

 ☆イスラボニータ日本ダービー2着時とほぼ同じ調教内容。△ワンアンドオンリーは1週前追い切りの内容を評価していませんでしたが、最終追い切りは中身濃い併せ馬でした。△スピルバーグは前走時と全く同じ調教内容で評価しましたが、重すぎる坂路馬場の影響がないかとどうかは心配。△ハープスターは松田博資厩舎の勝負調教に該当したため、印は打ちましたが、主観的には全く評価していません。

 最後に△フェノーメノ。調教VTRを見た、主観的な印象では評価すべき点はないと思いましたが、調教内容自体は天皇賞・春を連覇した時とほぼ同じ内容。これを評価して、印を打ちました。

1.ジャスタウェイ
今回:標準坂路主体
前回:海外

2.アイヴァンホウ
今回:軽目トラック
前回:海外

3.ジェンティルドンナ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

4.エピファネイア
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

5.ヒットザターゲット
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

6.ハープスター
今回:標準トラック
前回:海外

7.アップウィズザバーズ
今回:軽目トラック
前回:海外

8.デニムアンドルビー
今回:標準多め坂路
前回:標準多め併用

9.イスラボニータ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

10.ワンアンドオンリー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.トーセンジョーダン
今回:標準併用
前回:標準多め坂路主体

12.タマモベストプレイ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

13.ディサイファ
今回:乗込併用
前回:標準多め坂路

14.サトノシュレン
今回:標準坂路主体
前回:軽目トラック

15.スピルバーグ
今回:標準多め坂路
前回:乗込坂路

16.フェノーメノ
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

17.アンコイルド
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路主体

18.トレーディングレザー
今回:軽目トラック
前回:海外

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

4

1点 4400円

馬連

4

-

6

1点 1000円

馬連

4

-

9

1点 700円

馬連

4

-

10

1点 300円

馬連流し

4

相手

1

18

2通り 各1500円

馬連流し

18

相手

1

6

2通り 各200円

馬連流し

18

相手

9

10

2通り 各100円

山崎エリカの見解

 日本で行われる、世界最高峰のジャパンC。かつてのジャパンCといえば、世界タイトルホルダーが集い、鎬を削るレースでした。かつては、国際競走が今よりも少なく、インターネットもあまり普及していなかった時代。特に日本は、各国の代表馬と戦うことが滅多になかった上に、外国馬の情報もあまりありませんでした。

 つまり、日本にとってのジャパンCとは、黒船襲来のようなもの。また、シリウスシンボリ凱旋門賞14着以降の日本馬の情報がほぼ途絶えた外国馬にとっては、ジャパンCは賞金を荒稼ぎする絶好の場でもありました。よって、レースは1着賞金25000万円を目指して我こそはと、序盤から激しい攻防が繰り広げられ、レースは消耗戦へ。当然、本当に強い馬(総合能力の高い馬)しか、勝つことができませんでした。

 しかし、近年のジャパンCはというと、国際化社会、情報化社会で相手の能力をある程度知るゆえに、各馬にマークする馬が存在し、スローペースのレースが出現するようになりました。ジャパンCのレースの質を変えたのは、東京の高速馬場と世界にその名を知らしめたディープインパクトの存在がきっかけです。ディープインパクトが出走した2006年から、見事なほどスローペース化しているのです。

 また、特に近年はスローペースを通り越して、2011年のウインバリアシオンや昨年のヒットザターゲットのように捲る馬が出現するほど、序盤“ド”スローになることさえあります。こういうレースになると、どうなるか? コーナーをロスなく立ち回れる内枠と先行馬が断然有利になります。

 それは、2011年に1枠1番からロスなく立ち回った14番人気ジャガーメイルが3着入線したことや、昨年、先行した11番人気トーセンジョーダンが3着入線したことが証明しています。トーセンジョーダンは2011年の2着馬でもありますが、昨年は札幌記念天皇賞(秋)ともに2桁着順からの巻き返しでした。

 今年も強い逃げ馬不在。馬場がどこまで回復するかにもよりますが、サトノシュレンが逃げる展開を想定するとドスローよりのスローペースでしょう。土曜日の東京は外が伸びていましたが、それでもコーナーをロスなく立ち回れて、直線では外を選択することもできる内枠の先行馬(2列目、3列目)が優勢でしょう。これだと2枠3番のジャンティルドンナを狙いたくなりますが、ジャンティルドンナは今年、天皇賞(秋)も狙っていたはずなのに、ロスなく立ち回っての結果2着と非常に物足りなさを感じました。2年連続ジェンティルドンナを本命にした私ですが、あの内容では相手強化のここで展開に恵まれたとしても太刀打ちできない可能性が高いので、思い切って消します。

 ◎は折り合いを欠きながら前につけて行って2着に5馬身差をつけた昨年の菊花賞がえげつなく強かったエピファネイアを推します。この馬はその後の芝2000mの3戦の内容が物足りないために、“ステイヤー”のイメージが出来上がりますが、今回は前走から距離が2F長くなる舞台。

 また、この馬は決め手があまりないのに、折り合いつけて決め手を生かす競馬をしているのが、本当の能力を引き出せないでいる最大の要因でもあるでしょう。今回はスミヨン騎手に乗り替わっての2枠4番。普通なら3列目確保が濃厚。場合によっては、前走でキレ負けしたジェンティルドンナよりも前につけていく可能性もあります。そういう競馬ならば、この馬の能力(存分な持久力)が引き出せるはず。また、位置取りが多少悪くなっても、ペースが緩んだところでポジションを押し上げていけば、上位争いのチャンスがあると見ています。

 ○は昨年のキングジョージVI世&クイーンエリザベスSの2着馬トレーディングレザー。今年に入ってからは、スランプ気味の成績ですが、これは馬の調子ではなく、コースや展開が合わなかったものだと陣営が語っていました。どうやら次の香港が目標ではなく、スピード競馬を求めてジャパンCの出走を決意したようです。

 確かにこの馬は昨年の英インターナショナルS愛チャンピオンSで逃げて2着、3着の実績があるように、もともとは逃げ馬。アイルランドの馬としてはスピードがあるほうです。近走は斤量60.5kgを背負わされていたために前へ行き切る競馬が出来ていませんが、今回は57kg。

 サトノシュレンが逃げるペースならひょっとすると2列目、3列目が確保できるかもしれません。前走愛チャンピオンSで厳しい流れを先行して3着に敗れたローテーションもここへ向けては理想的です。ただ、陣営の「外枠でもいい」という言葉がどうも引掛かるために対抗までとしました。先行する意思があれば、「内枠が欲しい」と答えるはずなので、流動的な競馬をする可能性が高いです。

 ▲は今年度の国際レーティング最上位馬ジャスタウェイ。それほどまでにドバイDFでの圧勝は強烈でした。安田記念の勝利は底力の高さを見せつけたもの。凱旋門賞は休養明けで一気の距離延長でスタミナ切れとなってしまいました。叩かれてそこまで急上昇とはいかないようですが、まともに走れば楽勝まである馬です。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 3000円

複勝

10

1点 7000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

8番:素晴らしいデキ。
9番:トモ良くなっている。
10番:馬場合いそう。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

6

9

10

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

9

10

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

15

相手

1

6

9

10

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ジェンティルドンナは天皇賞・秋で厳しいところを突きながら2着と改めて実力証明。舞台ベストで3連覇に期待。ハープスター凱旋門賞帰りも活気十分。53kgなら差し切りも可能。本格化スピルバーグも調整順調でGI連勝も十分。ひと叩きで急上昇のフェノーメノも巻き返し見込める。ワンアンドオンリーもスムーズなら勝ち負け争い、ジャスタウェイイスラボニータなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

6

8

9

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

4

8

9

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

4

6

8

9

15

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【世界一の強力タッグ】ジェンティルドンナは東京〔3200〕、そして鞍上はムーア。このタッグは、有無を言わせぬ2400mの世界一のコンビ。東京コースは〔3200〕と、無類の安定感を誇るが、中でも2400mは鉄壁。オークスのレコード圧勝をはじめ、3歳秋のJCは2分23秒1・上がり32秒9という究極の上がりでオルフェーヴルを撃破。翌年2013年のJCの走破タイムと上がりは前年に劣るものの、ムーアとのコンビ二度目のドバイ・シーマクラシックは、JCと並ぶ自己最高のパフォーマンスを披露。初タッグのJCは、時計的にもしかしたら年齢による劣化?――正直物足りなさも感じていたけれど、ドバイ・シーマで、同馬の動かし方と、もうひとつあるハズのギアにいかにシフトチェンジするかを、寡黙にムーアは練っていた。過去何度もジェンティルを東京競馬場のパドックで見ているが、あんなふうに大人びたジェンティルというのも初めて見た。薄っすら体を覆っていた脂肪も、ひと叩きで燃焼。知っての通り、牝馬ながら叩き良化型、天皇賞2着からの上積みは一目瞭然、一週前に追い切りで手綱をとったムーアも、2400mなら世界一と静かに闘志。

逆転があればハープスターの資質。桜花賞・1分33秒3というレースレコードの重み、直線一気の鮮烈さはもちろんだが、推定32秒9という上がりラップは現代競馬でも群を抜く快ラップだった。オークスはクビ差届かずの2着に終わったが、札幌記念では古馬の頂点にあるゴールドシップを正攻法の競馬で一蹴。凱旋門賞6着は、「世界一強い6着ではなかったか」とつぶやく人もいた。ちなみに凱旋門賞は上がり1Fのレースラップは10秒台。フランスの2400mで最速の上がりが使えるのなら、東京の12Fも普通にOK。言われている戦法転換も、雑音には耳を傾けず、直線一気を心がければそれで間に合う。

ジャスタウェイ凱旋門賞の敗因は休み明け。ローテーションは世界共通、前回をひと叩きし身のこなしに切れと活力が出てきた。凱旋門賞は8着に終わったものの、今秋のワールド・レーティングは依然世界一。ドバイ・デューティフリーの圧巻のレコード勝ち。1分57秒5・最速の上がりで圧勝した東京2000mの天皇賞圧勝劇を思えば2400mも守備範囲。

今年の天皇賞(秋)組は、本命のジェンティルドンナがそうであるように、一桁着順内の惜敗馬に穴馬多数。デニムアンドルビーは、ジェンティルにマークが集中する、その背後からひと呼吸待って、前年と同様ゴール前強襲。天皇賞は持ち味であるラスト1-2Fの瞬発力勝負に恵まれたのは確かだが、スピルバーグは、盾の重みと自身の力を北村も確認。天皇賞3着惜敗のイスラボニータも、距離2400mは好材料とはいえないものの、長くコンビを組んできた蛯名とのタッグは、最後の最後、ほんのクビ・ハナ差争いになって、今度はプラスとして意味を持ってくる。スミヨン起用のエピファネイアフェノーメノにもチャンスはあるが、JCは連続騎乗や主戦の在り処を優先したい。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

4

軸2

3

相手

6

8

9

10

15

5通り 各1500円

3連単1着2着流し
1着

3

2着

4

相手

6

8

9

10

15

5通り 各200円

3連単1着3着流し
1着

3

3着

4

相手

6

8

9

10

15

5通り 各300円

須田鷹雄の見解

 外国馬がさっぱりになって以降、JCは基本的に堅いレース。近年でなにかイレギュラーなことが起こるときはデットーリかデムーロが起こしてきたが、今年は両人ともに不在。となると、丸っきりの穴予想はしづらいところだ。

 正直なところ、無難な選択肢は○ジェンティルドンナかと思う。差し・追い込みタイプの有力馬が多い今回、貴重な前付けできる人気馬だし、内枠もプラス。JCではなぜか内枠馬がそれほど来ていないが、コース全体の傾向としては内枠のほうが強い。

 しかし、同馬から入るのではあまりに普通すぎる。そこで小波乱が起こるとしたら……という前提で馬を探し、◎エピファネイアとした。天皇賞秋4番人気6着というのはレベル的に少し足りない(3番人気以内かつ5着以内が理想)が、このレースに強い4歳馬で、かつ外国人騎手への乗り替わりというのが魅力だ。

 ▲にスピルバーグ。前走はペースに恵まれたが、今回また恵まれる可能性もある。今回日本調教馬で前走1着というとこの馬しかいない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

9

10

16

12通り 各400円

3連単BOX

4

9

10

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

6

8

9

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

6

8

9

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ジェンティルドンナは「ディープインパクト×ベルトリーニ」という組み合わせ。ダンジグ系のパワーと持続力、父ディープインパクトの柔らかさと瞬発力が融合した傑作で、東京コースは[3-2-0-0]、今回と同じ2400mでは[3-0-0-0]と負けていない。父ディープインパクトも当コースでは2戦2勝なので、まさに東京芝2400mの申し子といえる。母ドナブリーニはイギリスのスプリントG1の勝ち馬で、全姉ドナウブルーはマイル重賞を2勝。やや胴が詰まったコンパクトな体形の姉に比べ、本馬はゆったりした造りで身体もひと回り大きい。強力な後肢の蹴りが伸びのあるストライドを生み出しており、直線の長いコースでは確実に伸びてくる。

 緩みのないペースだった一昨年、上がりの勝負だった昨年とも勝利しており、良馬場ならどんな展開になっても崩れない。休み明けの天皇賞・秋(2着)は大外から出し抜けを食らった形で、内容的には高く評価できるものだった。一度使って確実に良化していることは稽古の動きから一目瞭然。過去2戦2勝のムーアが鞍上で、好枠を引いたとなれば中心は動かない。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 2500円

馬連BOX

3

10

15

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

スピルバーグは、東京芝コースで10戦6勝(3着以内9回)の東京巧者。昨秋以降の5戦を東京芝に絞って出走して、休み明けの毎日王冠以外の4戦で勝利を収めた。前走より距離延びるが、得意な東京芝コースであれば距離は問わない。東京では底を見せておらず、天皇賞秋でG1初制覇して上り調子にあるため、連勝を期待する。

ワンアンドオンリーは、春のクラシックで中山の皐月賞を後方から差して届かずに4着→次走、東京の日本ダービーイスラボニータを差し切ってG1を制した。そして秋2走は、直線が長くて直結コースでもある神戸新聞杯(G2)を差して勝利→次走の先行・内枠有利な菊花賞(G1)を凡走。この戦績から直線が長くて差しのきまりやすい東京芝2400mは合っており、巻き返しを警戒する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 1着賞金2億5千万円。日本競馬の頂点に位置するレースです。国際招待レースとして、各国の強豪が一同に会する大舞台でもありますが、近年は外国調教馬がほとんど勝負になっていないのは周知のとおりです。

 それどころか、宝塚記念などグランプリ3勝のゴールドシップも、より適性が合致した有馬記念を目指すとのことで、ここには姿を見せません。最近は日本馬の最強決定戦とも言い切れない面もあります。特殊な才能を要求される、一種独特なレースになっています。

1.天皇賞よりも上がりが速い

 秋の天皇賞より距離が400m延びるのにもかかわらず、レースの上がり3Fはほぼ確実に速くなります。なによりも第一に要求されるのが切れ味で、スタミナは二の次。軽い斤量で出走できる3歳馬や牝馬が好走しやすい要因になっています。

2.メンバー弱化で思わぬ穴が出る

 近年はジャパンカップを目標にしない馬が多くなりました。ゴールドシップの他にも、菊花賞トーホウジャッカル京都大賞典を勝ったラストインパクトアルゼンチン共和国杯を勝ったフェイムゲームの名前がありません。

 かつてはジャパンカップを好走するためには高いハードルを超える必要がありましたが、最近ではそんなことはありません。大胆な穴狙いも可能になっています。

3.外国馬ではなく外国人騎手

 昨年11番人気3着のトーセンジョーダンはビュイック騎手騎乗。他にも2011年には6番人気でウィリアムズ騎手が、2010年には8番人気でギュイヨン騎手が日本馬を馬券圏内に導いています。

 もちろん、高額賞金ということでモチベーションがアップする面もあるでしょうが、スローになりやすい当レースでは、外国人騎手の馬を折り合わせる手腕が大きなアドバンテージになるようです。外国人騎手が騎乗する日本馬は、たとえ人気薄であってもマークが外せません。



 ジェンティルドンナは休み明けの天皇賞を2着。最後は勝ち馬の大駆けに屈しましたが、東京コースではナンバーワンの実力馬であることを再度アピールしました。5歳秋でも能力に陰りは見られず、死角の少ない本命馬といえるでしょう。

 イスラボニータは天皇賞では不利な外枠を克服しての3着。古馬一線級に入っても充分好勝負できる手応えを得ました。主導権を握れそうなメンバー構成で、今回も重い扱いが必要です。ハープスター凱旋門賞帰りの疲労と不器用な脚質が不安視されますが、53kgで出走できるのは何より有利です。

 穴の期待はトーセンジョーダン。前走は17着に敗れましたが、休み明けでしたし、外枠も響きました。毎年ジャパンカップだけは好走していて、これまで2・6・3着。いずれも人気以上に走っています。ブドー騎手鞍上ということもあり、紐にはぜひ加えたい一頭です。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

6

8

9

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

4

6

8

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

13

相手

4

6

8

9

16

30通り 各100円

小林誠の見解

【中心不動】何のひねりもなく、フツーに03ジェンティルドンナを本命に推す。この枠番、この鞍上であれば何の文句もなく、前走の天皇賞・秋でもなんだかんだで2着を確保。ピークは越えたと思うが、それでもこの条件ならば迷わず「買い」だ。相手は、09イスラボニータ1頭だけが上位評価組で、人気薄での一発は13ディサイファに期待。◎○→◎○→◎○▲☆△の3連単主体で勝負する。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

4

相手

1

3

6

9

10

15

16

7通り 各500円

3連複軸1頭流し

4

相手

1

3

6

9

10

15

16

21通り 各300円

小原靖博の見解

 エピファネイア天皇賞(秋)で戦列に復帰。パドックからテンションが高く、レースでも力んでしまったので直線は伸び切れなかったが、それで0秒2差なら悲観することはない。ひと叩きしてうまくガス抜きができた印象を受けるし、動きも良化。うまくタメて運べれば上位争い可能。

 ジェンティルドンナは前走で力が衰えていないところを見せたし、やはり東京コースなら走る。当初からここが最大目標だったので上積みも十分。3連覇も夢ではない。

 ハープスター札幌記念の内容からすれば古馬のトップレベルでも能力は十分通用。凱旋門賞遠征後なので状態面が一番の鍵になるが、仕上がりはなかなか良さそうなのでこの馬にもチャンスは十分。

 他では、ジャスタウェイイスラボニータワンアンドオンリースピルバーグフェノーメノも外せないところ。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸1頭流し

9

相手

3

4

6

8

10

15

15通り 各600円

森山大地の見解

ジャパンカップ史上最高のメンバーが揃ったと言われている今年のメンバーは、まさに五指に余る豪華さ。予想のやりがいはあるが、本命を打つことに悩み、△を打つのにも悩み、この馬に印が回らないと頭を悩ませていつまで経っても予想が終わらない。

厳しくも至福の時間の結果、本命はイスラボニータ。今年の3歳ナンバー1は間違いなくイスラボニータだと信じており、またこの馬の良さはやはり蛯名騎手が乗ってこそ引き出される。

相手にはやはり天皇賞組。印の関係上、最後の△はジャスタウェイハープスター凱旋門賞組で悩み、53キロのハープスターを選択。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

5

6

9

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

4

5

9

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

1

5

6

9

15

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

月曜日に掲載されているコラムでも書いたが、今年のJCはタイトルを持つ馬たちの過去戦績に注目している。やはり最高評価は2年連続勝ち馬◎ジェンティルドンナ。距離コースは当然ながら最高値ホルダー。デキも枠順も問題なしで、人気が被っていようが素直に評価する。2番手には最高値119の○ハープスター。平均値1位ジャスタウェイは距離不安で☆まで。かわりに2位▲エピファネイアを3番手とする。以下△には一発割り込む可能性のある馬たちを用意する。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

8

9

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

8

9

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

4

9

15

30通り 各100円

田沼亨の見解

海外遠征の影響もなく順調なステップで調整されてきた6ハープスターヒロインを演じる!凱旋門賞6着の剛脚は進化を遂げてきた証明。53キロと裸同然の斤量なら身上とする瞬発力で一気に歴戦の古馬を切り裂く!強敵は史上初のJC3連覇を目指す6ジェンティルドンナ。状態は前走以上ならベストを誇る東京2400で偉業達成のシーンもある。3番手は昨年2着馬8デニムアンドルビー。天皇賞を試走してここへ全力投球!一発大駆けは面白い。

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