【卒業】1400mに戻ればクーゲル。くすのき賞は、残り1Fで勝負あったかの一旦先頭。気持ち早仕掛け、1700ダートのぶん、ゴール前差し込みを許してしまったが、逆に1400ダート適性を再認識させられたし、当該コースは、二走前のはこべら賞で1分25秒8。500万は、もう卒業だ。

サノイチは、同じ左回りの東京7Fダートを、前回1分24秒7。血統は地味だが、馬体減もなく高値安定。

単穴にねらってみたいのはカッサイ。前走は、1200m通過・1分12秒8という、確からしいラップの上に立っての、同週の未勝利を1秒以上も上回る1分25秒6。間隔は開いたが、テッポウ仕様に稽古も順調。

ハンマークラビアは、前回は使い詰めの疲労が蓄積。パドックで平静を保っていれば、巻き返しあり。

配合的にダート替りがよさそうなデスティニーラブ。モツれてレディカリビアン、クリノコマチと、2-3着争いは、ひと紛れあり。

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【順当】現級で好走続くサノイチが中心。クーゲルも力量上位で距離短縮もプラスになる。クリノコマチは初ダートも対応可能とみて単穴にマーク。カッサイは昇級戦だがスピードに乗れれば粘り込みが考えられる。オンタケハートはダート戻りと昇級2戦目で要警戒。連闘と初ブリンカーで臨むレディカリビアンも押さえたい。

道中は口を割り、折り合いを欠くシーン。現状ではクーゲルにとって、1700メートルは長いのだろう。ただ、それでもゴール前までよく粘っての5着。やはり力はある。今回は距離短縮で、2走前に2着と好走した舞台。すんなりと好位を取れそうな展開もあと押しする。

詰めが甘い面はあるが、昇級後2・3・2着と安定感抜群のサノイチが本線も、下位人気の馬でも全体的にあまり力差はなく、相手は手広くが賢明かもしれない。