11R

愛知杯

15:35発走 / 芝2000m (左 A) / 天候:雨 / 馬場:重
4回 中京 5日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際) 牝(特指) ハンデ 18頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 1000円

馬連流し

14

相手

1

2

9

10

12

15

6通り 各1000円

ワイド流し

14

相手

2

10

12

3通り 各1000円

望田潤の見解

 イリュミナンスフラガラッハの3/4妹で、マンハッタンカフェ×トニービンテイエムオーロラヒカルオオゾラアドマイヤフライトと同じで、母はトニービン×ヌレイエフだからジャングルポケットと同じで、だからテイエムオーロラを更にハイペリオン的に重厚粘着型にしたようなイメージで書いてきた。

 母系にハイペリオン血脈が豊富なだけに古馬になって着実に成長してきて、一方で若いころよりも重厚な中距離型にシフトしてきて、前走は今はマイルの高速決着は少し忙しいという負け方だったから、兄が重賞を連覇した中京コースで距離延長と軽ハンデ、ここで狙ってみたい。

 行く馬がソコソコいるので昨年や一昨年よりはペースは流れるとみて、瞬発力型のディアデラマドレは割り引いてみて、キャトルフィーユシャトーブランシュフーラブライドの持続力を重視。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 1200円

複勝

7

1点 4000円

馬連流し

7

相手

1

3

4

8

11

13

6通り 各300円

3連複軸1頭流し

7

相手

1

3

4

8

11

13

15通り 各200円

井内利彰の見解

 2012年から新しい中京競馬場の芝2000mで行われている愛知杯。馬券圏内に入った6頭のうち、4頭が併用系統の調教タイプだったことを考えると、これを本命候補にするべきかも知れません。ただ、残り2頭の馬券圏内馬はいずれも二桁人気の坂路調教馬。12月20日の天気予報が「雨」だという点を考慮すると、パワーの必要な馬場になれば、より坂路調教馬の出番になりそうです。

 ◎リメインサイレントは標準多め坂路で最終追い切り場所が栗東坂路。その追い切りはラスト1Fが最速になるラップを踏んでいます。3走前にメンバー最速上がりをマークしていますが、このパターン「近5走以内にメンバー最速上がりをマークし、最終追い切り坂路でラスト1F最速ラップ」は、4回中京芝2000mに4頭が出走して、3着1回。その3着、オカホンコーは馬券総合倶楽部でも◎を打ちましたが、調教タイプが標準多め坂路で中京芝2000mでメンバー最速上がりをマークしていました。

 リメインサイレントが近5走以内でメンバー最速上がりをマークした場所は札幌競馬場ですが、唯一、中京競馬場で走った22走前の芝1600mではメンバー最速上がりをマーク(5着)。競馬場に対する適性があることは間違いなく、51キロというハンデを考慮すれば、十分に上位争いするだけの末脚を発揮できるでしょう。

1.パワースポット
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

2.キャトルフィーユ
今回:乗込併用
前回:標準多め坂路主体

3.レーヴデトワール
今回:標準トラック
前回:標準多め併用

4.サトノジュピター
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均トラック

5.コーディリア
今回:標準併用
前回:標準トラック主体

6.コスモバルバラ
今回:標準多め併用
前回:標準少め併用

7.リメインサイレント
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

8.マイネオーラム
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

9.バウンスシャッセ
今回:標準多め併用
前回:標準多め坂路

10.シャトーブランシュ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.サンシャイン
今回:標準多め坂路
前回:標準少め坂路主体

12.フーラブライド
今回:馬ナリ平均トラック主体
前回:標準併用

13.ディアデラマドレ
今回:乗込併用
前回:乗込坂路

14.イリュミナンス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

15.ケイティバローズ
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

16.アイスフォーリス
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

17.スイートサルサ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

18.フレイムコード
今回:一杯平均坂路
前回:スパルタ坂路

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

5

9

12

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

2

5

9

16

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

2

相手

5

9

12

16

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【実績信頼】ディアデラマドレは、まだまだ強くなる。スローで流れたエリザベス女王杯は、終始外を回された外枠勢は苦戦。15番枠の同馬も、直線入り口で被さるようにして前をとらえたかに見えたが、内めで脚をためていた馬たちの脚色は鈍らない。最速の上がり33秒1は駆使したものの、3着に追い上げたところがゴールだった。内外が違っていれば、勝ち抜けたかどうかは疑問でも、もっときわどい戦いになったことは確か。同時に牝馬GIの最上位に近い力量があることも確認できた。舞台は中京2000m、ハンデ戦にかわるが、二走前に中京よりコース設定はタフな東京の府中牝馬Sを、上がり33秒2で豪快に差し切り勝ち。コース替りも、ほぼ問題ない。

対抗のフーラブライドは、昨年の愛知杯の覇者。キャトルフィーユは、前年の2着馬。しかし、エリザベス女王杯で、この二頭には先着。同斤の56キロなら、追い負けたくはない。

惑星はコーディリア。札幌の2000m・2分0秒9は、意外な好タイム。51キロ、もしかしたら単騎逃げ。大穴の気配が漂っている。スイートサルサは2F延長を我慢。バウンスシャッセも、気力さえ戻れば牝馬勢はベスト5の資質の持ち主。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連フォーメーション
1着

7

8

2着

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

相手
33通り 各200円
ワイド流し

8

相手

2

5

7

3通り 各600円

3連複軸2頭流し
軸1

7

軸2

8

相手

1

2

3

4

5

6

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

16通り 各100円

須田鷹雄の見解

 08年に16番人気と14番人気で決まった愛知杯。05年や昨年には1-3着馬がすべて2ケタ人気馬という異常事態になっており、堅い馬券を買う理由がない。

 これまで人気薄で激走した馬を見てみると、準オープンどころか1000万条件勝ち直後の馬が平気で来ている。今年唯一の該当馬は◎マイネオーラム。1000万条件勝ち・最低ハンデ以外にセールスポイントはない馬だが、過去の傾向は「それでも買え」と言っている。

 さすがにこの1頭に決め打つのは怖いので、もう1頭候補を「前走準オープンの負け組」から取りたい。しかもオープンからの降級や格上挑戦からの準オープン出走ではなく、1000万条件勝ち→準オープン負け(1回もしくは2回)のほうがむしろ良い。

 ○はリメインサイレント。今回は岡部誠騎手が騎乗。マイネソーサリスで穴をあけた安部幸夫騎手の再現を期待したい。

 ひどい予想と思われそうだが、過去10年間で前走1000万条件組は5頭が連対、「準オープンの負け組」は3頭が連対している。今回のように中京実績のない馬がほとんどのメンバー構成では、なにがあってもおかしくない。

 ▲以下のシルシも打つが、ヌケが怖いので馬連は◎○から総流し。さらに100円ずつ◎○軸の3連複も総流しだ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

12

13

16

12通り 各400円

3連単BOX

2

12

13

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

2

4

7

10

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

10

相手

2

4

7

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

13

相手

2

4

7

10

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【波乱必至】混戦だが、左回り実績と斤量を加味してアイスフォーリスを中心に指名。シャトーブランシュは格上挑戦だが差し脚非凡で対抗に期待する。ディアデラマドレはトップハンデが微妙も実績的にマークすべき存在。キャトルフィーユも立ち回り次第で上位争いが可能だろう。サトノジュピターは休み明けだが流れ込みに要警戒。先行してしぶといリメインサイレントが連下の穴。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

5

12

13

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

5

12

13

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎マイネオーラムは「ステイゴールド×コマンダーインチーフ」という組み合わせで、弥生賞を勝ったコスモオオゾラの半妹にあたる。父ステイゴールド、母の父コマンダーインチーフはいずれも力の要る馬場に強いタイプ。今回は時計の掛かる中京芝、なおかつ中間の降雨の影響も残ると思われるのでパワー必須のコンディションだろう。

 不良馬場で行われた9月の紫苑S(OP)は8着に敗れているが、このときは馬場よりも久々の影響が大きかった。稍重で走った過去3回はいずれも勝っている。そのうちのひとつ、前走のオリエンタル賞(1000万下・芝2000m)は骨っぽいメンバー構成の東京戦だったが快勝している。フローラS(G2)3着、オークス(G1)8着の実績は伊達ではない。当重賞は前走1000万条件から臨んだ格下馬がたびたび穴をあけている。50kgの軽ハンデなら一発があっても不思議はない。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 古馬混合の牝馬重賞は大半が1600mから1800mで行われており、芝2000m以上はエリザベス女王杯マーメイドSとこの愛知杯だけです。牝馬の主流となる距離から外れているところがこのレース最大のポイント。その影響もあって、中京が改装になってからの2年間は2年続けて馬連万馬券決着。去年に至っては、1-3着がそれぞれ12番人気、14番人気、13番人気という大波乱になりました。

1.エリザベス女王杯帰りは疲れている

 GIであるということもありますが、ふだん慣れているより長い距離を走った馬が大半ですから、「相手が軽くなったから走れ」と言われてもそうすんなりとは反応できません。エリザベス女王杯最先着馬は、去年のアロマティコが14着、一昨年のピクシープリンセスが6着と、思わぬ苦杯を喫しています。

2.追い込みは届かない

 これは中京のコース形態に起因します。スローになりやすい上に外を回すと距離損が大きいので、ある程度の位置で折り合えることが勝ち負けの必須条件。GIでの派手な追い込みで人気を集める馬が毎年いるのですが、不器用な馬にはチャンスの少ないコースであることが大前提です。

3.前走先行か距離延長

 極端に控えなくても上手に立ち回れるかどうかは、前走で先行していることがひとつの判断材料になります。もう一つは、前走で短めの距離の忙しい流れを経験していること。一昨年の1・2着馬もそうでしたが、去年3着のコスモネモシンもマイル戦9着からの巻き返しでした。

 バウンスシャッセ秋華賞では7着に敗れましたが、ハイペースで先行馬が総崩れになったなか、直線では先頭争いに加わる場面もあっての0.7秒差。いままで負けるときは大きく崩れていたのに最後まで脚を使っていたのは評価できます。ハープスターヌーヴォレコルトと接戦の3着したオークスが示すとおり、世代トップに近い潜在能力を持つ馬で、ハンデが前走より1kg軽い54kgで止まったのもプラス材料。

 角居厩舎の3頭では、前に行けるキャトルフィーユを高評価。ただし、今季重賞2勝にもかかわらず56kgに留まったディアデラマドレもハンデには恵まれた部類と言えるでしょう。この重賞ではトップハンデが毎年のように馬券圏内に入っているので、斤量を理由に評価を下げる必要はありません。

 以下、2000mなら崩れないアイスフォーリス、人馬とも伸び盛りのコーディリア、堅実差しのパワースポット。

 川島康孝の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

2

3

4

12

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

2

相手

3

4

12

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

3

相手

2

4

12

13

24通り 各100円

川島康孝の見解

5ハロン通過が58秒0の秋華賞は、後方待機組が上位を独占。前で競馬をした馬にはかなり厳しい流れだった。好位で立ち回り0秒7差なら、バウンスシャッセの内容は悪くない。デビューから10戦して3勝、二桁着順が5回と、波のある成績の持ち主でもあるが、今回は走る条件が揃っている。

まず、そこまでは速くなりそうにない展開。これまで勝利を挙げた時のように、好位差しが可能とみた。そして54kgのハンデ。3歳戦とは言えフラワーCで勝った時と同じ重量。さらに今絶好調といえる北村宏が鞍上なのも心強く、チャンスは十分。

今年はエリザベス女王杯秋華賞と同じように先行勢に苦しい展開。ある程度前の位置で運び5着なら上々。キャトルフィーユを相手本線に強調。レーヴデトワールも前回は自分の競馬ができなかった印象。血統背景からも、まだまだ伸びしろは十分の3歳馬。単穴評価とした。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

3

4

10

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

2

3

4

10

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

10

相手

2

3

4

12

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

今期重賞2勝が示しように充実ぶりが顕著な13ディアデラマドレが主力。前走エリザベス女王杯では最速33秒1の上りタイムで僅差3着は評価できる。距離短縮は歓迎で56キロならチャンスは大だ。対抗は昨年の覇者12フーラブライド。決め手勝負なら逆転の余地は十分にある。3番手は上り馬10シャトーブランシュで53キロの軽量は不気味。

厳選予想 ウマい馬券