【ほぼ順当】エリザベス女王杯は、切れを削がれるあいにくの重馬場。ディアデラマドレのG1初挑戦は9着に終わったけれど、堀川特別は、11秒5-11秒3-11秒2(3Fは34秒0)というレースラップを、軽々と1秒近く上回る33秒1。あの加速ラップは、ごく近い将来の牝馬重賞圏内。角居厩舎なら久々、仕上げも手ぬかりなし。

トーセンソレイユも、エルフィンS一気差しを決めた潜在的OP馬。まだ究極の時計勝負には脆さもあるが、京都は徐々に差し有利の馬場へ。ゆったり行ける1800mのほうがいいのかもしれない。

エリザベス女王杯4着のトーセンハルカゼも、ソロソロ結果が欲しい。福島牝馬S3着のフィロパトール、リメインサイレントも好調。

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【上位拮抗】血統馬トーセンソレイユの素質を信頼する。前走は牡馬相手にも崩れなかった。叩き3走目で距離延長もプラスだ。フィロパトールの前走は格上挑戦のGIIIで、しぶとく3着に食い下がった。自己条件ならチャンスある。フロアクラフトも適クラに戻って巻き返しを図る。先行力のあるリメインサイレントに、カノン、ディアデラマドレ、ブリッジクライムを押さえる。

【順当】トーセンアルニカは追われて確か。外回りコースにも向く。ウイングドウィールは広い舞台が合う。良化途上の印象だがディアデラマドレの差し脚にも注目。

　ディアデラマドレは約半年ぶりだが、しっかり乗り込まれて好仕上がり。エリザベス女王杯は道悪になって切れ味を削がれ、9着だったが、このクラスなら決め手は一枚上のはず。今の京都の馬場はうってうけ。少々展開が向かなくても上位争いできる。

　相手は、重賞で好走したフィロパトール、前走が惜しい内容だったリメインサイレントが有力。押さえにトーセンアルニカ、フロアクラフト、カノン、トーセンソレイユ。