【馬体は緩めていない】アウトオブシャドウは、まだ伸びしろあり。未勝利勝ちの上がり33秒0に、将来の準OPを予感。前回の福島戦も、1800m通過・1分48秒4という澱みのない流れを踏襲しての2分0秒4。この中間、Wコースで6F追い。昇級を睨み、馬体は緩めていない。

当面の目標はサンライズピーク。玄海特別3着で、現級にもメド。京都は〔1010〕、休み明けをひと叩きした上積みも、もちろん期待していい。レッドジゼルは、4着とはいえ、六波羅の走破タイムは1分32秒2。矢車賞勝ちは2000mだった。レインフォールは、サンライズとの逃げ争いを、どうさばくか。逃げ争いが激化すれば、サダムロードショーがゴール前浮上。

　Dコースに替わった先週、また高速傾向が鮮明になってきた京都コース。ならば持ち時計がある馬、速い上がりをマークできる馬を買いたいところだが、実はここはそういうタイプの馬がいない。持ち時計で見てもそうだし、上がり33秒台をマークできる馬も少ない。1頭を除いてサンデーサイレンス系というメンバー構成にしては意外だ。

　極端な上がり勝負を要求されないのだとしたら、◎アウトオブシャドウでいけるのではないだろうか。前走は福島で勝ち上がってきたが本来中央場所のほうが良い馬。勝って降級したい4歳馬の1頭だが、すでに1000万条件での限界が見えている馬よりは、昇級緒戦のほうが馬券的には良い選択肢となる。

　○に、京都にこだわっているレッドジゼル。タキオン産駒のわりに決め手はないし距離も1600mのほうが良いのかもしれないが、毎回それなりに走る馬なので、人気落ちの局面では3連系の馬券用に拾ってみる価値がある。馬券は◎の単勝と、◎○軸2頭の3連複総流し。

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【伏兵注意】レッドジゼルの前走は休み明けで時計も速すぎた。掲示板を外したことがなく、叩き2走目でV最有力だ。サンライズピークはの素質はクラス上位。久々でも走れる態勢だ。レインフォールはマイペースで行ければしぶとく粘る。アウトオブシャドウは末脚堅実で昇級でも。グランスエルテ、グリーンラヴを押させる。

【小波乱】グリーンラヴは充電完了。潜在能力が高く決め手は一枚上だ。アウトオブシャドウは折り合い面に進境が見られ勢いがある。しぶといサンライズピークも圏内。

当レースは印のみの提供となっております。