【鶴翼の陣を敷いてきた】ウイングザムーンの充実度が光る。休み明けの阪神牝馬Sが0秒4差。1200mの鞍馬Sも、4角11番手から上がり32秒1の末脚を駆使して2着に突入。元より1400mは4勝、当該コースは[2001]。55キロで勝ち星もある。

逆転があればレッドアリオン。二走前は道悪、前回のマイラーズCは逃げて失速。チグハグな競馬が続いているが、マイルより確実に1秒流れが速い1400mなら、折り合ってスパリ。

プリムラブルガリスも、とかく不利を被りやすいタイプではあるが、中京7F・1分21秒3のレース内容と記録が、自身の最高のパフォーマンスだった。叩き三戦、背後からニンジャ。京都巧者サンライズメジャー。ミッドサマーフェアも7Fの適性を探りに来た。

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【伏兵注意】ウイングザムーンの前走は上がりの速い展開の中、末脚を伸ばして2着。上がり3ハロンはメンバー最速タイの32秒1を使っており、最終週の京都なら差しきれる。ミッドサマーフェアはオープン特別なら力上位。初の7ハロンをクリアできれば。ワキノブレイブは外枠で外めを回らされた。プリムラブルガリスは良馬場で見直す。ニンジャ、レッドアリオン、メイショウヤタロウを押さえる。

【順当】プリムラブルガリスは前走、直線で詰まるロスがあった。スムーズな競馬で決める。発馬が安定してきたレッドアリオン。折り合ってサンライズメジャーが能力全開。

ウイングザムーンは折り合いさえつけば終いは確実にいい脚を使える。勝ち馬とは位置取りの差が出たが、前走でオープンでも通用するメドが立った。ベストの1400mなら差し切りまで。

相手は、トップハンデでも地力一番のレッドアリオン、中1週で絞れてきそうなメイショウヤタロウが有力だが、プリムラブルガリス、ニンジャ、サンライズメジャー、ミッドサマーフェアも押さえておきたい。