【追いついた】アメリの母は、世界の名牝アゼリ。多くのものを背負って走る星の下に生まれたが、折り合いや距離を試し、前回の走破タイムは1分23秒6。1200m通過・1分10秒6というHラップを踏んで、後続に0秒5差で、1000万条件の時計に追いついた。カッカする気性だけに、休み明けも旬。

逆転があればロスヴァイセ。コーナー4つの小回り1700ダートは、無駄に外を回るだけの8着に終わったが、1400ダートは2勝。この中間、坂路でミッシリ。状態一変もある。アーバンレジェンドは、1800mから1400ダートへ思い切った距離短縮。岩田を起用し、狙ってのものであれば、単式圏の能力あり。ちなみに稽古はいつもバタバタ。追い切り時計はあまり気にしないほうがいい。小頭数で追い込み勢不発とあれば、サンレーンの逃げ残り。ビートゴーズオン、デンコウデアの粘り込みも十分。

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【伏兵注意】アメリの前走は降級で力の違いを見せつけた。現級2着4回の実績があり昇級も形だけ。サンレーンの前走は楽々と逃げ切り勝ち。ここでも地力上位で距離短縮も問題ない。ワキノネクサスの前走は着順ほど負けていない。減量騎手の効果でもうひと押し。アーバンレジェンドも現級で善戦している。デンコウデア、ネオアレクサンドラ、ロスヴァイセを押さえる。

【小波乱】アーバンレジェンドは距離短縮を生かして決め脚を発揮する。アメリは自在性があり安定度が高い。ロスヴァイセはこの距離に向いている。

　アメリは気性が成長して以前ほどイレ込まなくなったが、輸送時間の短い京都なら確実に力を出せるし、牝馬限定戦のここを目標に仕上がりも良好。このクラスでも実績があり、いきなり勝ち負けできそう。

　相手は、◎にヒケを取らない実力があって単騎逃げが見込めるサンレーン、チークピーシズを着けた効果で内容が良くなったビートゴーズオンが有力だが、ロスヴァイセ、カクシアジ、ワキノネクサスも押さえておきたい。

入念な乗り込みで仕上がり万全の9アメリで堅い!1000万で連対経験から能力上位は明らか。脚抜きがいい京都は得意で鉄砲駆けは十分だ。対抗には砂適性がある7ビートゴーズオン。51キロを利しての末脚は脅威。