【京都に醍醐味】「ダンスディレクターの1200mチョイスは、たぶん最終手段」と、記したのはつい先日のこと。浜中も、なるべく急がないよう、仕掛けに神経をつかっていたが、3コーナーから自らハミをとってスイスイ。なんだ、もう少しタメても、逆に強引に行っても、6Fならどんな競馬もできると、上がり33秒2に、確信めいたものを得たように思う。間隔は詰まっているが、1200mなら多少テンションが高くても大丈夫。京都のうちに勝っておきたいからこその、中一週だろう。

マコトナワラタナも、1分7秒7の勝ち鞍がある平坦の京都なら、大胆に行ける。アットウィルも、壬生特別・1分7秒7の快勝は、諸々に収穫。マイネルエテルネルは、鞍上ブドーでひと押し。

休み明けのぶん、今回は重い印を打てなかったが、シゲルカガは長くオープンで楽しめるだろう3歳馬。モズハツコイも、夏秋強力な古馬勢を相手にもまれてきた。

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【波乱含み】ダンスディレクターの前走は初の6ハロン戦だったが、危なげないレースぶり。昇級戦でも、ゲートさえ五分ならチャンス十分。マコトナワラタナも末脚が武器で、オープン勝ちの実績もある。休み明けを叩いて前進あるのみ。マイネルエテルネルの前走はトップハンデで、上位2頭とは斤量差があった。定量戦ならもうひと押し。モズハツコイは先行してしぶとい脚を使える。アットウィル、コナブリュワーズ、シゲルカガを押さえる。

【小波乱】ダンスディレクターは発馬が安定。切れ味が違う。シゲルカガは非凡なスピードがあり仕上がりも良好。距離短縮と最内枠をプラスにしてマコトナワラタナが前進する。

　ダンスディレクターは初めて1200ｍに使った前走が快勝。掛かる面があってそれまでは折り合いに苦労するケースが多かったが、この距離なら力まずに走れるので終いも切れる脚を使える。このクラスも通過点。

　相手は、決め手あるマコトナワラタナ、立て直したマイネルエテルネルが有力だが、ヤマノレオ、コナブリュワーズ、アットウィル、モズハツコイらにも要注意。

確実に地力がアップしてきた8ダンスディレクターを狙う!格上げになるが直線平坦の京都の適性は極めて高い。前走の最速の上がりタイムからうまく切れ味を発揮なら連勝は可能だろう。○は2着続きの13モズハツコイ。先行力があり自在に立ち回れば圏内。3番手は京都走る1マコトナワラタナの一発。