【クラシック戦線に震撼】
サウンズオブアースが、一振りで
皐月賞出走を決める。2歳10月の初陣は、返し馬で福永騎手を振り落とし、M・デムーロが跨った二戦目は、今度はダッシュがつかず。圧倒的
パワーを、自分自身持て余す感じで、デビュー後5・2着。中一週で挑んだ三戦目は4着とガス欠。この時期の2歳馬は、さすがに肉体派の
ランボー者をもってしても、微妙に疲れもたまれば馬体も萎むけれど、山元トレセンで立て直しをはかり、復帰戦の2月22日の京都2000m戦は10キロ増。ポンとスタート、道中脚を突っ張ったりして反抗する素振りも見せない。残り直線1F、前をカットされる、逆に
ランボーな目にもあったが(笑)、ラスト1Fを推定11秒3前後でグイグイ。
皐月賞出走への、クラシックへの大ホームランはないもんか。
超えなければならない壁は
ウインフルブルーム。
千両賞の1分33秒9をはじめ、朝日杯が3着、
シンザン記念も2着。時計レベルも実績も、このメンバーでは断然。ただ、2000mに一抹の不安もあるのは確か。
さすがに3着より下に負けることはないだろうが、
あすなろ賞を1分59秒6で快勝してきた
アドマイヤデウス。
折り合えば
グッドスピリッツ、
ダイシンサンダーの一発。
メイショウチギリにも、2000mなら
ワンチャンスあり。